習い事

【おすすめ】書道筆「小春」を紹介/もう筆のせいで失敗しない【悠栄堂「小春」】

書道や習字のできばえを大きく左右する道具のひとつ「書道筆」。より美しい文字を書くためには、毛の種類・軸の形状・穂先の長さなど種類豊富な書道筆のなかから、自分の手や書きたい字体に適した1本を選ぶのが需要です。 しかし、たくさんの種類の中から自...
中国の書家

楊守敬(ようしゅけい)について解説/作品も紹介【中国清時代の書道家】

日本では明治めいじ時代ごろから篆書てんしょや隷書れいしょなど碑に刻した文字を尊重する碑学派ひがくはの書道が流行し始め、篆書や隷書の作品が盛んに書かれるようになりました。 これは、中国からやってきた楊守敬ようしゅけいという人物が日本にたくさん...
中国の書家

康有為(こうゆうい)について解説【碑学派の書論を著した】

康有為おうゆういが著した書論『広芸舟双楫こうげいしゅうそうしゅう』は、碑学尊重の書論で、日本においても碑学派が流行するにあたって翻訳され、大きな影響をあたえました。 今回は、『広芸舟双楫こうげいしゅうそうしゅう』を著した康有為こうゆういとい...
中国の書家

【清代の書道家】楊峴(ようけん)について解説/作品とその特徴

清しん時代初期、学書の対象とされはじめた漢碑かんぴの隷書は、清時代後期においても多くの人々によって学ばれ続けました。 漢碑のみを専門として、独自の様式を作り上げ、隷書の大家として後世に名をとどめるほどの人物となると、数は限られます。楊峴よう...
日本の法帖

蓬萊切(ほうらいぎれ)について解説【作者・読み方】

蓬萊切(ほうらいぎれ)について解説 蓬萊切 五島美術館蔵 蓬萊切(切とは断簡のこと)は、『拾遺抄』『拾遺和歌集』から4首、『後撰和歌集』から1首を書写した古筆断簡です。 もともとは巻子本でしたが、昭和9年(1934)1首ずつ5枚に分割されま...
楷書

初唐の三大家とは?【彼らの功績・代表作品とその特徴】

初唐しょとうの三大家さんたいかとは、中国唐とう時代初期に活躍した書道家である、欧陽詢おうようじゅん・虞世南ぐせいなん・褚遂良ちょすいりょうの3人のことを指します。 それぞれ独自の書風と特徴を持つ代表的な作品は、楷書の発展に大きく貢献しました...
日本の法帖

関戸本古今集(せきどぼんこきんしゅう)について解説/臨書に使える画像

関戸本古今集について解説 関戸本古今集 関戸本古今集の作者は、伝藤原行成ふじわらのゆきなりです。 名称由来は、名古屋の関戸家に零本が伝来したことにちなんでいます。 書写内容は『古今和歌集』です。 装丁は綴葉装てっちょうそうの冊子本です。書写...
日本の法帖

関戸本和漢朗詠集について解説

関戸本和漢朗詠集について 関戸本和漢朗詠集 関戸本和漢朗詠集せきどぼんわかんろうえいしゅうの作者は、伝藤原行成ふじわらのゆきなり筆ですが、実際は源兼行みなもとのかねゆき筆とされています。 関戸本和漢朗詠集の名称の由来は、名古屋の関戸家に伝来...
中国の法帖

爨󠄀宝子碑(さんほうしひ)・爨󠄀龍顔碑(さんりゅうがんひ)について解説

中国東晋とうしん時代につくられた爨󠄀宝子碑さんほうしひと、劉宋りゅうそう時代につくられた爨󠄀龍顔碑さんりゅうがんひは、おなじエリアの雲南省うなんしょうにあることから両碑を「二爨󠄀碑」とよび、また碑形の大小によって、爨󠄀宝子碑を「小爨󠄀」、爨...
楷書

柳公権の玄秘塔碑(げんぴとうひ)について解説

中国唐とう時代の書道家柳公権りゅうこうけんは、「唐とうの四大家」の1人、顔真卿がんしんけいの第1の後継者として有名です。 顔真卿は、どくとくな書風の楷書で有名ですが、柳公権はその書風を受け継ぎました。 今回は、そんな顔真卿がんしんけいの弟子...