楊守敬

書道の歴史

明治時代の書道を解説【中国から来日した楊守敬による碑学派書道の流行】

明治時代の書道を解説 明治のはじめの書壇しょだんは、関東と関西で覇権が2つに分かれていました。関東では市河米庵いちかわべいあん・巻菱湖まきりょうこ・小島成斎こじませいさいそれぞれの流れがあり、一方関西では貫名菘翁ぬきなすうおうの流れ、さらに...
中国の書家

楊守敬(ようしゅけい)について解説/作品も紹介【中国清時代の書道家】

日本では明治めいじ時代ごろから篆書てんしょや隷書れいしょなど碑に刻した文字を尊重する碑学派ひがくはの書道が流行し始め、篆書や隷書の作品が盛んに書かれるようになりました。 これは、中国からやってきた楊守敬ようしゅけいという人物が日本にたくさん...
中国の書家

近代書道における楊守敬(ようしゅけい)来日の影響

楊守敬ようしゅけいは、清国(中国)の人で、明治のはじめに日本へやってきます。 彼が持ってきた碑版法帖の影響によって、明治以前までは肉筆で書かれた文字を習うのが主流だった書道界に、碑に刻された北魏の書風を習うブームをもたらします。 今回は、楊...