新着記事
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日本の書流の流れについて解説【世尊時流・法性寺流・青蓮院流】
日本の書流文化の原点は平安初期に活躍した空海です。 空海は中国(唐)に渡って、中国の書風を日本に持ち帰りました。 その空海が持ち帰った中国の書風を三筆)が日本独自の書風を完成させました。 「〇〇流」という流派書道は三跡の影響によってはじまり... -
王羲之の蘭亭序(らんていじょ)について詳しく解説【臨書の書き方・特徴、何がすごい?本物は存在しない?】
書聖が挙げられます。 中国の書道の歴史上、最高傑作として評価され、現代でも大きな影響力を持っています。 今回は、蘭亭序について書き方・特徴などを詳しくご紹介。書き方以外に制作背景や文の内容などもご紹介しています。 蘭亭序について解説 蘭亭序... -
三跡(三蹟)について解説・代表作品も紹介/国風文化で活躍した能書たち
平安の書法)を根底としました。 この三筆」の時代がやってきます。 三跡(972~1027)の3人のことを指しています。 今回は、三跡と呼ばれるようになったのかも解説していきます。 「三筆」については以下の「三筆について詳しく解説【3人代表作品や書風... -
空海の書道に関する伝説・逸話を紹介
空海にはいろいろな伝説や逸話があります。 今回は空海の書道に関する伝統や逸話を紹介したいと思います。 空海は筆を選ばず 「空海は筆を選ばず」ということわざがあります。 これは空海がとても字が上手なので、書をかくときどんな筆を使ってかいても、... -
三筆について詳しく解説【3人代表作品や書風の特徴を紹介】
三筆)をまとめた呼び方です。 では、空海の3人とはどんな人物だったのでしょうか。 また、他にも書をよくした人はいたであろうにどうしてこの3人が挙げられるようになったのでしょうか。 今回は、3人のついてとその代表作品を紹介し、書風の特徴も解説... -
孫過庭の「書譜」の内容を全文現代語訳・日本語訳で紹介【全訳】
孫家庭として、書道史上重要な作品です。 そんな「書譜」の内容を全文現代語訳で紹介します。 孫過庭の書譜・全文現代語訳 書譜に分けて読みやすくしています。 第1篇 王羲之を典型とする四賢の優劣論 第2篇 書の本質と価値 第3篇 六朝時代からこれ... -
始平公造像記(しへいこうぞうぞうき)について詳しく解説・臨書作品の書き方・特徴、全文画像・現代語訳
始平公造像記は、龍門造像記のなかでも特に優れた名品として「龍門四品」の1つに数えられています。 今回は、始平公造像記について詳しく解説、臨書の書き方・特徴、釈門も紹介します。 始平公造像記の基本情報 始平公造像記 始平公造像記時代 太和22年(... -
牛橛造像記(ぎゅうけつぞうぞうき)について詳しく解説/作者・内容・全文釈門/評価も紹介
牛橛造像記は造像記のなかでもっとも代表的なものです。 造像記の書法を学びたい人は、まず牛橛造像記から練習すると良いでしょう。 今回は、そんな造像記のなかでもっとも代表的な牛橛造像記について解説していきます。 また、造像記の正しい書き方につい... -
泰山刻石(たいざんこくせき)について詳しく解説・書体は?作者はだれ?
泰山刻石の典型として尊重されています。 今回は、泰山刻石が作られたきっかけや特徴などを紹介します。現代語訳も紹介します。 泰山刻石の基本情報 泰山刻石が自らの功績を記した石碑です。 石碑の作者は李斯とされています。この石碑は書者の名前が分か... -
石鼓文(せっこぶん)について詳しく解説、臨書の書き方、全文日本語訳も紹介
石鼓文は篆書の学習では代表的な古典です。 今回は石鼓文について詳しく解説し、臨書の書き方、日本語訳も紹介します。 石鼓文について解説 石鼓文 石鼓文という書体です。大篆の代表とされるものが石鼓文です。 大篆が文字を統一する少し前の東周時代に使...