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  3. 学校教育における書写・書道がおしえられない教師

学校教育における書写・書道がおしえられない教師

2025 4/12
その他
2025年4月12日

小さいころから書道教室に通っていた私が、小中学生のときの書写の時間にいつも思っていたこと…

「先生、字下手だなあ」

毛筆になるといつも威張っている先生が情けない字を書くのです。

書道教室の先生ほどではなくでも、せめて生徒である私よりは上手に書いてほしかったです。

今回は、「書写」ができない教師が増えている現状を書いていきます。

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目次
  1. 「書道」教科の位置づけ
  2. 書写指導の現状
  3. 書写ができない教師のために充実する教科書
  4. これからの学校書道
  5. 書道を持続可能にするためには

「書道」教科の位置づけ

戦後、GHQの政策により柔道・剣道など「道」のつく伝統文化が日本人の精神を形成しているとして、学校教育のカリキュラムから外されます。

書道は当時の業界人の粘り強い交渉の結果、独立した教科ではありませんが、国語の中に「書写」として組み込まれることになります。

ちなみに、柔道・剣道は平成24年度から中学校体育で必修化されました。

「書写」というのはあくまで国語の中で文字を正しく、速く、読みやすく書くために習うものであって、美しさということはその目的から外れてしまっています。

「書道」というものも、もともとは実用から出発したものですが、現在書道を学んでいる人や、高校芸術科書道を学んでいる生徒は、実用よりも美を追求することに力点を置いているのではないでしょうか。

したがって「書写」として学ぶ習字と、「書道」として学ぶ習字との間にずれができてしまっています。

さらに、「書写」では毛筆は硬筆をうまくに書けるようになるための補助手段として用いられています。力強くとか、元気よく書くというようなことは協調できない面があるのです。

それでは義務教育中も書道を独立教科にしてしまえばいいと考えますが、難しそうです。

他の教科はもっと時間を増やしたいと要望するし、書道関係者以外は毛筆書道の必要性を感じないからです。

実用としては無用な芸術の時間を増やすほど余裕がないのです。

書写指導の現状

小、中学校国語教師の書写指導力不足が問題になっています。

現在、小中学校国語科の免許を取得すれば当然「書写」も指導するようになるので、少なくとも毛筆書道の実習をしてきているはずですし、書道の理論、教育法なども勉強してきているはずです。

しかし、現実には書道実習さえしていない人が小、中学校国語の免許を取得し、さらに高校の「書道」の免許まで持っていることがあると言います。

このような教員が書写を教えられるはずもなく、まして今の中学校は高校受験の予備校化しているため、書写の授業が行われない学校が多いです。ちなみに中学校でも書写の授業は必ずしなくてはいけません。

小学校では週1回、中学校では1年生が週1回、2年生は2週に1回、3年生では適宜てきぎという時間数が決められているみたいです。

私が中学生の時は書写の授業はありましたが週1回もしていませんでしたよ?(笑)

書写ができない教師のために充実する教科書

昔の教科書はいわゆる「手本」だけが載っていて何の説明もないものでした。

一方、今の教科書はあたかも昔の教師用の指導書のようです。

手本にはいたるところに補助線があり、解説が充実しています。

また写真が豊富で、用具の置き方、墨のすり方、筆の使い方、持ち方などにも写真が入ります。

また、姿勢や書いているところを動画にしたものもあります。

教える側がこれらについてはっきりした知識をもっていなくても、実際に書いて見せることができなくても、授業ができるように作られています。

よく言えば、児童・生徒が自分から学習できます。

わかりやすい教科書が開発されることは良いことですが、教員に教える力がないのは本末転倒ですよね。

これからの学校書道

最近、小学校1・2年生で水書用筆すいしょようふで(筆ペンサイズで水で文字が書ける)が活用されるようになりました。

硬筆の点画は毛筆の書き方を参考に作られているので、その点画を手軽に練習できる水書用筆はとてもよい手段だと思います。

しかし、教える側でさえ、筆で点画を正しく書ける人は少ないのではないでしょうか。

文部科学省には、毛筆・硬筆を問わず書写を教えられる国語教員が育つような教員養成機関を大学に持たせ、免許取得ができるように監督してもらいたいです。また、指導要領にある「書写」の時間が完全に消化されているかも監督してもらいたいです。

書道を持続可能にするためには

一方、芸術科目である高校書道、展覧会書道の業界の先生方のなかでは以下のような意見もでています。

もうずいぶん前から毛筆書道の必要性が減ってきており、書道人口減少に危機を感じています。

日本の伝統文化である書道の人口を増やすために、小、中学校教育で書写としてではなく、芸術としての書道教育をするべきだという意見が出ています。

「書写」と「書道」は求めるものが違います。

「書写」の世界の人は、小、中学校の毛筆指導はあくまで硬筆練習の補助手段と考えています。

「書道」が芸術科目として独立するためには、図工・音楽などに太刀打ちできるだけの理論的裏付けを持っていなくてはいけませんし、高校芸術科書道へ接続する道を見つけなくてはなりません。

また、書道人口を増やしたいのなら、書道を続ける=師事して展覧会出品という書道界にも改変が必要です。

書道は本来、自分1人でできるものなのですが、 書道教室で習うのをやめたから、展覧会入選をあきらめたからといって筆をおく人がたくさんいます。

競争主義きょうそうしゅぎは儲けやすいですが、いきすぎると弊害がおきてきます。SDGsやダイバーシティ(多様性)といったキーワードが流行っていますが、時代に合わせてそういった路線で書道を見てみるといいのかもしれませんね。

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