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初唐の三大家とは?【彼らの功績・代表作品とその特徴】

2025 4/12
中国の書家 楷書
2025年4月12日

『初唐しょとうの三大家さんたいか』とは、中国の唐とう時代初期に活躍した書道家、欧陽詢おうようじゅん・虞世南ぐせいなん・褚遂良ちょすいりょうの3人を合わせた総称です。

それぞれ独自の書風と特徴を持つ代表的な作品は、楷書の発展に大きく貢献しました。
彼らは書道の歴史において非常に重要な存在となっています。

この記事では、初唐しょとうの三大家さんたいかそれぞれ3人の生涯や代表作、その書風などについて詳しく紹介します。

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目次
  1. 初唐の三大家とは?
  2. 初唐の三大家の3人を紹介
    1. 欧陽詢(おうようじゅん)
    2. 虞世南(ぐせいなん)
    3. 褚遂良(ちょすいりょう)
  3. 初唐の三大家の代表作品を紹介
    1. 欧陽詢の代表作品「九成宮醴泉銘」
    2. 虞世南の代表作品「孔子廟堂碑」
    3. 褚遂良の代表作品「雁塔聖教序」
  4. まとめ:初唐の三大家は楷書の名家の総称

初唐の三大家とは?

初唐の三大家年表
初唐の三大家年表

中国唐とう時代に活躍した書道家のなかでも、特に優れた手腕をもち、後世に大きな影響を及ぼした3人の大家、欧陽詢おうようじゅん・虞世南ぐせいなん・褚遂良ちょすいりょうを「初唐しょとうの三大家さんたいか」と呼んでいます。

3人とも王羲之おうぎしの筆跡を熱心に学び、各書体をよくしましたが、とりわけ楷書の技法に傑出し、それぞれ特徴のある作品をのこしています。

彼らは唐の太宗たいそう皇帝(唐の第2代皇帝)に仕えた官僚かんりょうで、太宗からの信頼が厚く、貴族や高官の弟子たちに書道を指導する役割を果たしたことでも知られています。

なお、初唐の三大家と唐の中期に活躍した顔真卿がんしんけいをあわせて、「唐の四大家」と呼ぶこともあります。

初唐の三大家の3人を紹介

欧陽詢(おうようじゅん)

欧陽詢おうようじゅん(557~641)は、並み外れて博学で聡明そうめいな人物であったといわれています。

はじめ隋ずい時代には高官として仕え、唐時代においても政府の重鎮として活躍しました。

唐の太宗のもとでは、厚い信頼を受けて、宮廷内の教育係として貴族や高官の弟子たちの書道の指導に当たりました。

彼の代表作品である九成宮醴泉銘きゅうせいきゅうれいせんめいや皇甫誕碑こうほたんひなどの端正で謹厳な書風の楷書は、後世「楷法の極則きょくそく」とまで称えられ、古くから楷書の典型として高い評価を受けています。

子の欧陽詢おうようとう(?~691)も父に学んで楷書をよくしました。

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虞世南(ぐせいなん)

虞世南像
虞世南像

虞世南ぐせいなん(558~638)は、体つきが弱々しいながらも芯が強く、決して正論を曲げることがなかったといわれています。

欧陽詢と同じく隋ずい時代から仕官し、唐とう時代においても高官として活躍しました。

太宗たいそう皇帝は特に彼を重用し、自らも師とあおいで書道を学んだとされています。

王羲之の7世の孫にあたる智永に書道を学んだといいます。

楷書は代表作品の孔子廟堂碑こうしびょうどうひにみられるように、勁つよさを内に秘めた温雅な味わいに富んでいる点が特徴です。

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褚遂良(ちょすいりょう)

褚遂良像
褚遂良像

褚遂良ちょすいりょう(596~658)は、優れた政治手腕をもって太宗たいそうに仕え、太宗が集めた王羲之おうぎしの書跡が本物かどうかを1つも間違えることなく鑑定したといわれています。

王羲之おうぎしの書を学び、楷書は虞世南ぐせいなん・欧陽詢おうようじゅんの書法に立脚りっきゃくしつつ、晩年ばんねんには筆圧の変化に富む躍動やくどう感に満ちた独特な書風を打ち立てました。
雁塔聖教序がんとうしょうぎょうじょはその代表例です。

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初唐の三大家の代表作品を紹介

欧陽詢の代表作品「九成宮醴泉銘」

九成宮醴泉銘
九成宮醴泉銘

九成宮醴泉銘きゅうせいきゅうれいせんめいは、唐とうの太宗たいそうが、夏の暑さを避けるための離宮(九成宮)から、湧わき水が出たことを喜んで、当時の学者魏徴ぎちょうに文を作らせ、欧陽詢おうようじゅんに書かせた石碑のことです。

九成宮醴泉銘は欧陽詢の代表作品で、後世「楷法かいほうの極則きょくそく」と評価されています。

欧陽詢の楷書は、「欧法おうほう」と呼ばれ、厳密で切れ味鋭い筆法の、端正な字形により、厳正な楷書の美しさを表現しています。

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虞世南の代表作品「孔子廟堂碑」

孔子廟堂碑
孔子廟堂碑

孔子廟堂碑こうしびょうどうひは、初唐の三大家の1人である虞世南ぐせいなんの晩年の書です。

唐とうの太宗たいそうが、即位後、長安ちょうあんの孔子廟こうしびょうを再建した際の記念碑で、文も虞世南が作りました。

虞世南の楷書は、「虞法ぐほう」と呼ばれ、よく整った字形で、明るく穏やかな用筆・運筆であり、横画や右払いがのびのびと書かれています。

欧陽詢の書とは違った独特の気品と温雅なおもむきが感じられます。

虞世南と欧陽詢は、隋ずい・唐の2王朝に仕え、ともに唐の太宗に重んじられたことでも知られています。

褚遂良の代表作品「雁塔聖教序」

雁塔聖教序
雁塔聖教序

雁塔聖教序がんとうしょうぎょうじょは、初唐の三大家の1人、褚遂良ちょすいりょうの書です。

玄奘げんじょう法師がインドから持ち帰った仏典を漢訳した大事業をたたえて、太宗たいそう皇帝が序文を作り、皇太子(後の高宋こうそう)による記の文とともに2つの碑に刻しました。

長安ちょうあん(現在の西安せいあん市)の慈恩寺じおんじの大雁塔だいがんとうに安置されたのでこの名前がつけられました。

褚遂良の楷書は、褚法と呼ばれ、筆の弾力を生かした自在で軽快な筆遣いに特色があります。

まとめ:初唐の三大家は楷書の名家の総称

ここまで「初唐の三大家」の3人についてと、その代表作品を紹介しました。

中国の唐とう時代は彼らの活躍もあり、楷書が流行した時代であり、文化活動が盛んに行われた豊かな時代でした。

書道の世界では、楷書の臨書をするならまずこの「初唐の三大家」からはじめるのが基本となっています。
とくに、欧陽詢おうようじゅんの代表作『九成宮醴泉銘きゅうせいきゅうれいせんめい』は、学校で習う楷書の字形の参考にも使われており、もっとも最初にとりくむべき古典でしょう。

『九成宮醴泉銘きゅうせいきゅうれいせんめい』については、「九成宮醴泉銘について詳しく解説/臨書の書き方のコツ/気をつけたい3つの特徴を紹介」で解説しています。

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