法帖

楷書

褚遂良の雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ)について詳しく解説【碑が建てられた理由や内容、書風】

この記事では、雁塔聖教序がんとうしょうぎょうじょについて解説します。 雁塔聖教序がんとうしょうぎょうじょは、中国で活躍した書道家褚遂良ちょすいりょうの代表作品として有名で、楷書の古典としてよく用いられます。 そこで今回は、雁塔聖教序がんとう...
楷書

虞世南(ぐせいなん)について:その代表作である孔子廟堂碑の書風や特徴を解説

楷書の典型は成立したのは初唐7世紀に確立されましたが、その担にない手が欧陽詢おうようじゅんと虞世南ぐせいなんの二人です。 しかし、欧陽詢が数多くの作例を伝えるのに対して、虞世南はとても少なく、結局、孔子廟堂碑こうしびょうどうひを除いて信用の...
日本の法帖

古今和歌集の名前の由来や内容、構成などを分かりやすく解説【最初の勅撰和歌集】

\使いやすさを追求した書道筆/ 古今和歌集の由来 古今和歌集という名前の由来について説明していきます。 まず、「和歌集」という部分は理解できると思います。和歌を集めてそれをずらっと書き連ねたものをいいます。 「古今」とは何を意味しているので...
日本の法帖

かな書道をしている人なら最低限知っておきたい平安古筆の知識

今回は、かな書道をしている方たちに向けて最低限知っておきたい平安古筆の知識を紹介していきます。 かな書道の勉強は、平安時代のかな書道の古典『古筆』を学ぶことが常識となっています。 現代では古筆についてほとんど触れることがないため遠い存在にな...
楷書

九成宮醴泉銘について解説/臨書の書き方のコツは?気をつけたい3つの特徴を紹介【書道のうでまえアップ】

九成宮醴泉銘きゅうせいきゅうれいせんめいは、今からおよそ1500年前に書かれたものなのですが、現代でも「楷法かいほうの極則きょくそく」といわれ、楷書のもっとも王道な古典です。学校で習う楷書の字形も、この九成宮醴泉銘を参考に作られています。 ...