-
日本の書家
近衛信尹(このえのぶただ)を紹介/能書としての活躍【寛永の三筆】
近衛信尹(このえのぶただ)を紹介 近衛信尹筆:三十六歌仙帖1 近衛信尹に変えました。 性格は血の気の多い性格だったようで、摂関」が起こると、自ら軍に入ることを希望しました。(しかし許可は下りなかった) 書道家としては、本阿弥光悦と呼ばれて流... -
日本の書家
荻生徂徠(おぎゅうそらい)を紹介:書家としての活躍
荻生徂徠(おぎゅうそらい)を紹介 川原慶賀筆:荻生徂徠肖像 荻生徂徠は、江戸時代中期の儒学者、思想家、文献学者です。 生没は1666年~1728(寛文6年~享保13年)。徳川綱吉の侍医方庵の子。江戸の生まれ。名前は双松です。 1679年(延宝7年)14歳の... -
日本の書家
新井白石(あらいはくせき)を紹介
新井白石(あらいはくせき)を紹介 新井白石肖像画 生没は1657年~1725(明暦です。 幼少のころから聡明で、若年のころから学問を修めました。 1686年(貞享の門に入り、やがて「木門の十哲」のひとりに数えられました。 1693年(元禄6年)順庵(将軍に対... -
日本の書家
北島雪山(きたじませつざん)を紹介
北島雪山(きたじませつざん)を紹介 細井広沢『紫薇字様』雪山肖像画 北島雪山(きたじませつざん)は江戸時代前期に活躍した書道家で、日本において唐様(中国風)の書風の基礎を築いたことで注目されます。 生没は江戸時代の1636~1697(寛永です。 幼... -
日本の書家
松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)を紹介
松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)を紹介 松花堂昭乗作:三十六歌仙帖 松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)は、江戸時代に活躍した書道家、画家で、特に書道においては「寛永」の1人として数えられ、江戸時代を代表する書道家です。 1584~1639... -
日本の書家
鳥丸光広(からすまるみつひろ)を紹介
鳥丸光広(からすまるみつひろ)を紹介 鳥丸光広作:聚楽第行幸和歌巻 晩年の烏丸光広が、和歌を揮毫(きごう)したもの。筆運びに彼独自のリズム感を発揮しており、奔放かつ自在な筆致が見どころの1つ。 鳥丸光広(からすまるみつひろ)天正7年~寛永15... -
日本の書家
本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)を紹介
本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)を紹介 本阿弥光悦 本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)は、書・陶芸・漆芸・能楽・茶の湯などに携り、後世の日本文化に大きな影響を与えた人物として有名です。 永禄元年~寛永14年(1558~1637)光二の子。京都の生まれ。初名... -
日本の書家
池大雅(いけのたいが)を紹介
池大雅(いけのたいが)について紹介 福原五岳筆 池大雅像 ※Wikipediaより 池大雅(いけのだいが)、江戸時代に活躍した文人画家 、書道家です。享保8年~安永5年(1723~1776)、姓は池野、名は無名、大雅は雅号です。 幼少のころから聡明で、3... -
中国の法帖
南朝・北朝では書風がちがう/南帖と北碑/中国南北朝時代は南と北とで書風が違った
書道において、よく「南朝風の書」といった表現がされることがあります。 この「南朝」と「北朝」の違いとは何でしょうか。解説します。 南朝と北朝の書風 南北朝興亡年表 「南朝風の書」という表現は、中国大陸を南と北で分けたときに、南と北で書風が... -
楷書
【北魏の楷書】龍門造像記について詳しく解説/龍門石窟/龍門二十品
造像記を代表する書跡として慎重されてきました。一画一画をゆるがせにしない筆づかい、質朴古拙さとただよう緊張感に、それらが名品とされた理由も納得させられます。 今回は、造像記のなかでも特に名品として挙げられる「龍門二十品」を紹介します。 造...