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篆書

【日本の篆書】日本へ篆書が伝わったきっけけと流行

書体は楷書かいしょ・行書ぎょうしょ・草書そうしょ・隷書れいしょ・篆書てんしょの5書体にわけられますが、今回注目する篆書てんしょはもっとも歴史が古い書体です。日本に文字が伝わった古墳こふん時代、いまからおよそ1500年前には中国ですでに5つの...
日本の書家

日本書道の歴史を時代ごとに解説/中国と日本の関係性

日本の書道の歴史は、中国の書道の流れが、その王朝の変化とともに影響を及ぼしています。日本の書道の大部分は、中国の影響を受けているといっていいでしょう。ただ、平安へいあん時代の後期になって、かな書道が生まれてから、日本特有の「和様わようの書し...
楷書

【書道の基本】三折法(三過折)とは?楷書体が生まれたことによって完成した書道の表現

歴史的に書体がうまれた順番ですが、多くのひとは、楷書をくずしたものが行書、行書をくずしたものが草書と考えるのではないでしょうか。しかし、厳密にいうと実際の発生した順序は、草書→行書→楷書となります。「楷書が完成する前に、くずし字であるはずの...
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中国の法帖

私たちがみている王羲之の蘭亭序は本物ではなく複製されたものです。王羲之が生きていた六朝時代の書風とはどのようなものだったのか/蘭亭序の複製本を紹介【ハ柱第一本・第二本・第三本】

私たちがよく知っている王羲之の蘭亭序ですが、じつは本物ではなく、後の時代の人によって複製されたものです。真跡は現存しておらず、だれもその本物の文字がどのようなものだったのかわからないのです。そのため、複製本である蘭亭序が当時の文字を正確に伝...
書論

書道とはどのような芸術なのか/書道とは「深さ」と「速さ」によって表現される「書きぶり」の芸術である

前回の記事では、近代以降、外国から日本に入ってきた西欧思想せいおうしそう、とくに美術思想の影響によって、現代の書道作品に対する価値観があいまいになってしまっている、という話を紹介しました。では、西欧思想・美術思想に影響されていない、本来の書...
書論

外国から入ってきた西欧思想・美術思想による現代の書道観への影響/書道の「美」とは何なのか?/書道は美術ではないのか論争

書道の作品、なにがよくて、なにがよくないものなのか、よくわからないなと思ったことはありませんか?公募展作品の審査の場面で、「こっちの方が元気があるよね」とか「こっちの方が行がそろってるよね」などといって、作品の優劣をつけています。では、書道...
書論

【書道作品】なにがいい作品なのか正直わからない問題/書道とはいったい何なのか、どうあるべきなのかを考えてみます

なにがいい作品なのか正直よくわからない問題昔よりは減ったかもしれませんが、現在でも身近に筆で書いた書道の作品を見かけることはあります。お習字教室も、またその発表会に並ぶ作品も書道作品の1つです。その作品をみてなんとなく「うまい」「へた」「勢...
その他

【23卒】大東文化大学文学部書道学科を卒業しました/学科の特徴・学べる内容などを紹介します

本記事筆者は、大東文化大学文学部書道学科を2019年4月に入学、2023年3月に卒業しました。そこで今回は、大東文化大学文学部書道学科への入学を希望している方、また書道学科がどのようなところなのか知りたい方に向けて、大東文化大学の書道学科と...
隷書

隷書(れいしょ)について学ぼう/隷書の特徴・歴史/古隷と漢隷(八分隷)【書道】

隷書(れいしょ)とは、書体の1つです。書体は大きく分けて5種類、楷書かいしょ・行書ぎょうしょ・草書そうしょ・隷書れいしょ・篆書てんしょがあります。隷書は中国の戦国せんごく時代末から秦しんのころに篆書てんしょを簡略化した実用的な書体として出現...
日本の書家

【江戸時代の書道家】巻菱湖(まきりょうこ)について解説/巻菱湖の千字文の画像

巻菱湖(まきりょうこ)についての基本情報巻菱湖(まきりょうこ)は、江戸時代後期に活躍した書家です。生卒は1777年~1843年(安永6~天保14)。名は大任たいにん、字は致遠ちえん、雅号ははじめ弘斎こうさいといいました。出身地は越後国(新潟...
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