日本の書家日本書道の歴史を時代ごとに解説/中国と日本の関係性 日本の書道の歴史は、中国の書道の流れが、その王朝の変化とともに影響を及ぼしています。日本の書道の大部分は、中国の影響を受けているといっていいでしょう。ただ、平安へいあん時代の後期になって、かな書道が生まれてから、日本特有の「和様わようの書し...2023.06.012023.06.02日本の書家
日本の書家【江戸時代の書道家】巻菱湖(まきりょうこ)について解説/巻菱湖の千字文の画像 巻菱湖(まきりょうこ)についての基本情報巻菱湖(まきりょうこ)は、江戸時代後期に活躍した書家です。生卒は1777年~1843年(安永6~天保14)。名は大任たいにん、字は致遠ちえん、雅号ははじめ弘斎こうさいといいました。出身地は越後国(新潟...2023.01.132023.01.18日本の書家
日本の書家【江戸時代の書道家】市河米庵(いちかわべいあん)について解説/作品も紹介 市河米庵の基本情報市河米庵像市河米庵いちかわべいあんは、江戸時代末期の儒学者・書家です。生卒は1779~1858(安永8~安政5)。名は三亥みつい、字あざなは孔陽こうよう、雅号がごうは米庵のほかにも米庵楽斎・頴道人・金洞山人・小山林堂などが...2023.01.122023.06.07日本の書家
中国の書家張芝(ちょうし)という書家について解説/草書の名手/作品も紹介 張芝(ちょうし)は中国の後漢ごかん時代(2世紀ごろ)の書家です。後漢ごかん時代は、文字の発達段階において草書そうしょが発生した時期です。文字が発達するとともに、文字が上手だということで有名になる人物が現れてきました。中でも今回紹介する張芝ち...2022.12.012023.01.16中国の書家
中国の書家【王羲之の息子】王献之(おうけんし)について解説/作品の特徴や評価を紹介 王献之(おうけんし)は、蘭亭序らんていじょの作者として有名な王羲之おうぎしの息子で、彼も書道に優れていた人として有名です。父の王羲之には7人の息子がいましたが、そのなかでも末っ子の王献之がもっとも優れていたようです。そんな王献之とはどんな人...2022.11.302022.12.19中国の書家
中国の書家鍾繇(しょうよう)について解説/鍾繇は王羲之が学んだ書家 書体が時代が進むにつれてうつり変わっていったなかで、もっとも大きな変化が起きたのは漢かん末から魏ぎ・晋しんへかけての、篆書てんしょ・隷書れいしょから楷書・行書・草書への移行でした。このような時代にもっとも書をよくし、またもっとも指導的地位に...2022.10.062022.10.11中国の書家
日本の書家和様の書/書道においての【和様】とは?中国風と日本風の境界線はどこ? 和様の書とは「和様」について、『広辞苑こうじえん』によると、日本在来の風。日本風。日本流。鎌倉時代の大仏様・禅宗様建築に対し、平安以来わが国に行われてい来た系統の建築様式。蓮華王院本堂・興福寺東金堂などに見られる。書道で、御家流・定家流など...2022.10.042022.10.05日本の書家書家
日本の書家空海から始まった日本の書流の流れを解説/世尊時流・法性寺流・青蓮院流 日本の書流文化の原点は平安初期に活躍した空海くうかいです。空海は中国(唐)に渡って、中国の書風を日本に持ち帰りました。その空海が持ち帰った中国の書風を三筆さんぴつ(空海くうかい・嵯峨天皇さがてんのう・橘逸勢たちばなのはやなり)が日本に広め、...2022.10.032022.10.05日本の書家行書書家
日本の書家三跡(三蹟)について解説・代表作品も紹介/国風文化で活躍した能書たち 平安へいあん時代初期(9世紀ごろ)に活躍した「三筆さんぴつ」(空海くうかい・嵯峨天皇さがてんのう・橘逸勢たちばなのはやなり)は前の奈良なら時代の伝流をうけて中国風の書(王羲之おうぎしの書法)を根底としました。この三筆さんぴつにつづいて、その...2022.09.132023.01.13日本の書家書家
日本の書家空海の書道に関する伝説・逸話を紹介 空海にはいろいろな伝説や逸話があります。今回は空海の書道に関する伝統や逸話を紹介したいと思います。空海は筆を選ばず「空海は筆を選ばず」ということわざがあります。これは空海がとても字が上手なので、書をかくときどんな筆を使ってかいても、その筆を...2022.09.072022.10.05日本の書家書家