書体

楷書

初唐の三大家とは?【彼らの功績・代表作品とその特徴】

初唐しょとうの三大家さんたいかとは、中国唐とう時代初期に活躍した書道家である、欧陽詢おうようじゅん・虞世南ぐせいなん・褚遂良ちょすいりょうの3人のことを指します。それぞれ独自の書風と特徴を持つ代表的な作品は、楷書の発展に大きく貢献しました。...
楷書

柳公権の玄秘塔碑(げんぴとうひ)について解説

中国唐とう時代の書道家柳公権りゅうこうけんは、「唐とうの四大家」の1人、顔真卿がんしんけいの第1の後継者として有名です。顔真卿は、どくとくな書風の楷書で有名ですが、柳公権はその書風を受け継ぎました。今回は、そんな顔真卿がんしんけいの弟子柳公...
楷書

【顔真卿の楷書】多宝塔碑(たほうとうひ)について解説/特徴・書き方・内容/臨書に使える全文画像

顔真卿がんしんけいは、中国唐とう時代に活躍した書道家です。彼の楷書は独特な書風をしていることで有名で、その代表作品には「顔氏家廟碑がんしかびょうひ」「麻姑仙壇記まこせんだんき」「多宝塔碑たほうとうひ」「顔勤礼碑がんきんれいひ」などがあります...
楷書

雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ)の臨書に使える全文拓本画像・釈門

\美しさ・使いやすさを追求した書道筆/雁塔聖教序の臨書に使える全文拓本画像・釈門雁塔聖教序#1 ※クリック/タップで拡大大唐三蔵聖教序。太宗文皇帝製。盖聞。二儀有象。顯覆載以含生。四時無形。潛寒暑以化物。是以窺天鑒地。庸愚皆識其端。明隂洞陽...
中国の法帖

張遷碑(ちょうせんひ)について解説/臨書作品に役立つ特徴・書き方/全文の画像・釈門

張遷碑(ちょうせんひ)の基本情報張遷碑の原碑張遷碑の全体の拓本張遷碑ちょうせんひは、張遷ちょうせんという人物が務つとめていた縠城こくじょう県での功績こうせきを称たたえて建たてられた石碑です。張遷碑が建てられた年は、中国後漢ごかん時代の186...
楷書

九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)の全文拓本画像/日本端方旧蔵海内第一本/三井文庫蔵

九成宮醴泉銘の全文拓本画像九成宮醴泉銘の題額#1 ※クリック/タップで拡大九成宮醴泉銘の題額#2 ※クリック/タップで拡大九成宮醴泉銘#1 ※クリック/タップで拡大九成宮醴泉銘#2 ※クリック/タップで拡大九成宮醴泉銘#3 ※クリック/タッ...
中国の法帖

西狭頌(せいきょうしょう)について解説/臨書で注意する特徴も紹介

西狭頌(せいきょうしょう)について西狭頌せいきょうしょうは、中国後漢ごかん時代の171年(建寧4年)に刻された摩崖碑まがいひです。いわゆる「三頌」(石門頌せきもんしょう・西狭頌せいきょうしょう・郙閣頌ほかくしょう)の1つでです。甘粛省かんし...
楷書

高貞碑(こうていひ)について解説/碑の内容・特徴・釈門なども

高貞碑(こうていひ)について高貞碑の全体高貞碑こうていひは、中国北魏ほくぎ時代、西暦523年に建てられた碑で、高貞こうていという人物について書かれています。題額は12文字「魏故営州刺史懿侯高君之碑」は4行、1行3字で陽刻されています。その書...
中国の法帖

石門頌(せきもんしょう)について解説/臨書作品制作に使える石門頌の全文拓本画像

石門頌(せきもんしょう)とは石門頌の全体石門頌せきもんしょうは、正式には故司隷校尉楗為楊君頌こしれいこういけんいようくんしょうといわれ、中国後漢ごかん時代の148年(建和2年)の摩崖碑まがいひです。摩崖碑とは摩崖碑まがいひとは、天然の岸壁を...
隷書

日本の隷書の歴史/日本で隷書が書かれるのはいつごろから?どうして隷書が書かれるのか?

隷書は、古代中国で正式書体として使われていた書体です。やがて楷書が正式書体となりました。4世紀後半、日本に漢字が伝わるころには、すでに5書体(楷書・行書・草書・隷書・篆書)すべてが完成しており、隷書は日本で正式書体として使われることはありま...