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中国の法帖

張遷碑(ちょうせんひ)について解説/臨書作品に役立つ特徴・書き方/全文の画像・釈門

張遷碑(ちょうせんひ)の基本情報 張遷碑の原碑 張遷碑の全体の拓本 張遷碑ちょうせんひは、張遷ちょうせんという人物が務つとめていた縠城こくじょう県での功績こうせきを称たたえて建たてられた石碑です。 張遷碑が建てられた年は、中国後漢ごかん時代...
楷書

九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)の全文拓本画像/日本端方旧蔵海内第一本/三井文庫蔵

九成宮醴泉銘の全文拓本画像 九成宮醴泉銘の題額#1 ※クリック/タップで拡大 九成宮醴泉銘の題額#2 ※クリック/タップで拡大 九成宮醴泉銘#1 ※クリック/タップで拡大 九成宮醴泉銘#2 ※クリック/タップで拡大 九成宮醴泉銘#3 ※クリ...
中国の法帖

西狭頌(せいきょうしょう)について解説/臨書で注意する特徴も紹介

西狭頌(せいきょうしょう)について 西狭頌せいきょうしょうは、中国後漢ごかん時代の171年(建寧4年)に刻された摩崖碑まがいひです。 いわゆる「三頌」(石門頌せきもんしょう・西狭頌せいきょうしょう・郙閣頌ほかくしょう)の1つでです。 甘粛省...
楷書

高貞碑(こうていひ)について解説/碑の内容・特徴・釈門なども

高貞碑(こうていひ)について 高貞碑の全体 高貞碑こうていひは、中国北魏ほくぎ時代、西暦523年に建てられた碑で、高貞こうていという人物について書かれています。 題額は12文字「魏故営州刺史懿侯高君之碑」は4行、1行3字で陽刻されています。...
中国の法帖

石門頌(せきもんしょう)について解説/臨書作品制作に使える石門頌の全文拓本画像

石門頌(せきもんしょう)とは 石門頌の全体 石門頌せきもんしょうは、正式には故司隷校尉楗為楊君頌こしれいこういけんいようくんしょうといわれ、中国後漢ごかん時代の148年(建和2年)の摩崖碑まがいひです。 摩崖碑とは 摩崖碑まがいひとは、天然...
隷書

日本の隷書の歴史/日本で隷書が書かれるのはいつごろから?どうして隷書が書かれるのか?

隷書は、古代中国で正式書体として使われていた書体です。やがて楷書が正式書体となりました。 4世紀後半、日本に漢字が伝わるころには、すでに5書体(楷書・行書・草書・隷書・篆書)すべてが完成しており、隷書は日本で正式書体として使われることはあり...
中国の法帖

李邕の代表作品「李思訓碑」を紹介/臨書につかえる拓本画像/李北海

中国唐とう時代は、書道文化がとても発展した時代で、九成宮醴泉銘きゅうせいきゅうれいせんめいがつくられるなど、楷書が注目されました。 楷書は唐とう時代以降、漢かん時代に流行した隷書れいしょにかわって正式書体として使われるようになり、今日に及ん...
楷書

消息経(しょうそくぎょう)について解説/消息経の遺品も紹介 

消息経(しょうそくぎょう)とは 消息経(しょうそくきょう)は、故人の供養方法の1つで、生前に送られた手紙を集めて、漉すき返し、色紙に染めて、写経したものです。 もともと平安へいあん時代では、手紙のことを、消息しょそこ・文ふみ・書札しょさつな...
楷書

血書経(けっしょきょう)について/自身の血で写経が行われた

血書経(けっしょきょう)とは 血書経けっしょきょうとは、写経を行う際に、自分の血で文字を書く写経方法のことをいいます。 血書経は修行の1種として行われた どうして写経の文字に、血が使われたのでしょうか。 それは、一種の身体を犠牲にして仏道を...
楷書

一切経(いっさいきょう)について詳しく解説【日本ではじめて写経に使われた経典・金泥一切経と銀泥一切経・一日一切経・一筆一切経】

今回紹介する「一切経いっさいきょう」は、日本に写経が伝わり、はじめて写経につかわれた経典です。 日本では、この一切経の写経がもりあがり、金色の文字で書いたり、とてもたくさんの人々の協力のもと1日で写経を完成させるというイベントが開かれたりし...