書家– category –
-
中国の書家
李邕(りよう)について詳しく解説/唐時代に活躍した行書専門の書道家
中国唐がつくられるなど、楷書が注目されました。 盛唐のころになると、楷書よりくだけた行書に優れた書人があらわれます。そのなかでも特にすぐれた書人が、今回紹介する李邕です。 李邕の基本情報 李邕時代の行書の名手として第一に挙げられる人物です。... -
日本の書家
日本書道の歴史を時代ごとに解説/中国と日本の関係性
日本の書道の歴史は、中国の書道の流れが、その王朝の変化とともに影響を及ぼしています。 日本の書道の大部分は、中国の影響を受けているといっていいでしょう。 ただ、平安)の2つの系統にわけて考える必要があります。 日本特有の「和様の書」も、もと... -
日本の書家
【江戸時代の書道家】巻菱湖(まきりょうこ)について解説/巻菱湖の千字文の画像
巻菱湖(まきりょうこ)についての基本情報 巻菱湖(まきりょうこ)は、江戸時代後期に活躍した書家です。生卒は1777年~1843年(安永6~天保14)。 名は大任といいました。 出身地は越後国(新潟県)の巻(新潟市巻町)です。もともと苗字は「小山」でし... -
日本の書家
市河米庵(いちかわべいあん)について解説【江戸時代の書道家・作品も紹介】
市河米庵の基本情報 市河米庵像 市河米庵は、江戸時代末期の儒学者・書家です。生卒は1779~1858(安永8~安政5)。 名は三亥は米庵のほかにも米庵楽斎・頴道人・金洞山人・小山林堂などがあります。 米庵は唐様の書(中国の書)を極めた人で、彼の門に... -
中国の書家
張芝(ちょうし)という書家について解説/草書の名手/作品も紹介
張芝(ちょうし)は中国の後漢時代(2世紀ごろ)の書家です。 後漢が発生した時期です。文字が発達するとともに、文字が上手だということで有名になる人物が現れてきました。 中でも今回紹介する張芝」と呼ばれました。 さらにもう1つ、張芝などの文字を... -
中国の書家
【王羲之の息子】王献之(おうけんし)について解説/作品の特徴や評価を紹介
王献之(おうけんし)は、蘭亭序の息子で、彼も書道に優れていた人として有名です。 父の王羲之には7人の息子がいましたが、そのなかでも末っ子の王献之がもっとも優れていたようです。 そんな王献之とはどんな人だったのか、解説していきます。また王羲... -
中国の書家
鍾繇(しょうよう)について解説/鍾繇は王羲之が学んだ書家
書体が時代が進むにつれてうつり変わっていったなかで、もっとも大きな変化が起きたのは漢から楷書・行書・草書への移行でした。 このような時代にもっとも書をよくし、またもっとも指導的地位にあったとされているのが今回紹介する鍾繇です。 蘭亭序の筆... -
書家
和様の書/書道においての【和様】とは?中国風と日本風の境界線はどこ?
和様の書とは 「和様」について、『広辞苑』によると、 日本在来の風。日本風。日本流。 鎌倉時代の大仏様・禅宗様建築に対し、平安以来わが国に行われてい来た系統の建築様式。蓮華王院本堂・興福寺東金堂などに見られる。 書道で、御家流・定家流など、... -
書家
日本の書流の流れについて解説【世尊時流・法性寺流・青蓮院流】
日本の書流文化の原点は平安初期に活躍した空海です。 空海は中国(唐)に渡って、中国の書風を日本に持ち帰りました。 その空海が持ち帰った中国の書風を三筆)が日本独自の書風を完成させました。 「〇〇流」という流派書道は三跡の影響によってはじまり... -
書家
三跡(三蹟)について解説・代表作品も紹介/国風文化で活躍した能書たち
平安の書法)を根底としました。 この三筆」の時代がやってきます。 三跡(972~1027)の3人のことを指しています。 今回は、三跡と呼ばれるようになったのかも解説していきます。 「三筆」についてはこちらで詳しく解説しています。 三跡(三蹟)とは/そ...