欧陽詢『九成宮醴泉銘』徹底臨書コース

欧陽詢『九成宮醴泉銘』徹底臨書コース

0/15 0% 完了

コースについて

はじめて見たとき、「なんだか不気味…」と感じた方もいるかもしれません。

黒い背景に白く浮かぶ文字——これは「拓本(たくほん)」と呼ばれるもの。石に刻まれた文字に紙を当て、墨を塗って写し取ったものです。1400年前の石碑の文字が今も紙の上に蘇る、いわば”時を超えた印刷”。その不思議な黒と白の世界が、このコースのはじまりです。

この石碑に刻まれているのが、唐代の書家・欧陽詢(おうようじゅん)が632年に書いた「九成宮醴泉銘」。欧陽詢は72歳のときにこれを書いたと言われており、一点の乱れもない引き締まった楷書は、現在でも世界中の書家から「楷書の最高峰」として仰がれています。

では、なぜこれを練習するのでしょうか。

楷書には「美しい字の原理」があります。筆の入れ方・払い方・線の太細・字全体のバランス——その一つひとつの”正解”が、九成宮醴泉銘にはすべて入っています。1400年間、数え切れないほどの書家がこの碑を手本にしてきた理由は、それだけ「教科書として完璧」だからです。

このコースでは、拓本の文字順に4文字ずつ、苦手な箇所をごまかさずに一つひとつ丁寧に進めていきます。古い文字に見えるかもしれませんが、学んでいくうちにわかってきます——九成宮の線は、実にかっこいい。

書道の世界で「これができれば本物」と言われる一碑を、一緒に味わってみませんか?

対象:高校生〜大人(書道経験のある方向け)

コース内容

第1回:九成宮醴を書く

  • お手本
  • 作品①
  • 作品②
  • 作品③
  • 作品④
  • クイズ

第2回:泉銘維貞を書く

第3回:観六年孟を書く

第4回:夏之月皇を書く

第5回:帝避暑乎を書く

第6回:九成之宮を書く

第7回:此則隋之を書く

第8回:仁壽宮也を書く

第9回:冠山抗殿を書く

第10回:絶壑為池を書く

第11回:跨水架楹を書く

第12回:分岩竦闕を書く

第13回:高閣周建を書く

第14回:長廊四起を書く

第15回:棟宇膠葛を書く