MENU
  • ホーム
  • 書道教室
    • コース一覧
  • コラム
  • お問い合わせ
SHODO FAM
書道をもっと身近に、もっと深く。
  • マイページ
  • コース一覧
  • ショップ
    • お買い物カゴ
ログイン
SHODO FAM
  • マイページ
  • コース一覧
  • ショップ
    • お買い物カゴ
  1. SHODO FAM
  2. 書家
  3. 中国の書家
  4. 柳公権(りゅうこうけん)の書の特徴・逸話も紹介

柳公権(りゅうこうけん)の書の特徴・逸話も紹介

2025 4/12
中国の書家
2025年4月12日

柳公権りゅうこうけんは顔真卿がんしんけいの後継者と知られ、彼の楷書には明らかに顔真卿の影響が認められます。

今回は、柳公権について、書風の特徴について書いていきます。
また、彼についての逸話を知ることで、古典への理解を深めることができるのではないでしょうか。

おうちで本格書道レッスン!

書道をはじめるなら、オンラインという選択肢も!
SHODO FAMなら、あなたのペースで、いつでもどこでも書の学びを深められます。

書き方動画を見ながら練習して、書いた作品はスマホで撮って提出するだけ。
添削・サポートつきだから、ひとりでも安心して続けられます。

\6月30日まで!7日間無料キャンペーン/

今すぐ無料でお試し

人気の書道筆ランキング!

悠栄堂「紫乃」


羊毛とイタチ毛が使われた兼毛筆で、墨含みがよく、程よい弾力があるのが特徴。初心者から上級者も使う王道書道筆。

詳細を見る

一休園「白峰」


上質な純玉毛を使用しているので墨の含みがよく穂先が利き、漢字・かな兼用なのが便利です。

詳細を見る

あかしや「正眼」


楷書の鋭い線の表現と行書のやわらかい線の表現、両方の特長を兼ね備えておりまとまりのよい穂先も魅力。

詳細を見る
人気書道筆ランキング一覧を見る
目次
  1. 柳公権の概要
  2. 書家としての柳公権
  3. 柳公権の書風の特徴
  4. 柳公権の逸話
    1. 柳公権の逸話1
    2. 柳公権の逸話2
    3. 柳公権の逸話3
    4. 柳公権の逸話4
    5. 柳公権の逸話5

柳公権の概要

柳公権像
柳公権像

柳公権は字あざなは誠懸せいけん、京兆華原の出身で、役人の家に生まれます。

官史としても平穏な道を歩み、その間に書家としても成功します。

幼い時から学問が好きで、12歳にして辞賦じふにたくみでした。

元和の始め進士試験に合格して官史としての一歩を踏み出し、穆宗ぼくそう、敬宗けいそう、文宗ぶんそうの3代に仕え、侍書学士、中書舎人などを経て、太子少師から太子太保まで進みました。

官界の権力の座には縁がありませんでしたが、書家として成功するためにはこの方がよかったでしょう。

書家としての柳公権

柳公権りゅうこうけんは、顔真卿がんしんけいの後継者として有名です。

顔真卿を学び、そこからさらに独自の新境地を開いた人として知られています。

顔真卿は安史あんしの乱によって突如歴史上に登場してきてから、李希烈りきれつの反乱において悲劇の主人公としてその厳しい生涯を終えています。
よく顔柳二家と並べて呼ばれますが、柳公権は顔真卿のように激しい人生を歩んだ人ではありません。

柳公権のまわりには、彼に匹敵する書人がいませんでした。

高位高官の家では柳公権に墓碑ぼひや墓誌ぼし(お墓の銘文)を頼みました。
そうしなければ子孫が世間から不幸もの扱いにされといいます。

また、外国から使者が朝廷へやって来た時、柳公権の書を購入するためのお金を準備したと伝えられています。

柳公権の書風の特徴

顔真卿と柳公権の書の特徴をあらわす言葉に「顔筋柳骨がんきんりゅうこつ」というものがあります。

顔真卿の字と比べると、点画の画の部分が細く、骨ばっています。

字形も顔真卿のように正方形ではなく、やや縦長です。

顔真卿のように堂々と構えた重厚感には乏しいですが、その代わり、強くするどく、またさわやかで涼しさが感じられます。

柳公権の逸話

ここからは、新、旧「唐書」から柳公権に関する逸話いつわをいくつか紹介していきます。

これらのような逸話から、柳公権とはどんな人だったのか窺うかがうことができます。

柳公権の逸話1

穆宗ぼくそうが皇帝に即位したとき、皇帝は柳公権を翰林侍書学士に任命します。
ある時、穆宗は柳公権に筆の扱い方を質問しました。

柳公権はそれに対して、
「筆の扱い方は心が重要です。心が正しければ、筆の扱いもうまくいきます」
と答えました。

穆宗は襟えりを正しました。それが上達に向けて重用なことだと知ったからです。

この話はとても有名で、書道の心得を説いた名句となっています。

柳公権の逸話2

文宗ぶんそうの時代も、柳公権は皇帝からの信任が厚く、召されてよく御殿にあがっていました。

そんな時、燭台しょくだいの火が消えても話は尽きず、そのためそばに仕えている人は溶けて流れた蠟ろうを紙で吸い取り、燃え尽きた燭を新たに継ぐことがしばしばありました。

柳公権の逸話3

ある時、未央宮びおうきゅうに出向くことがあり、皇帝は庭園に輦れん(皇帝の乗り物)を停め、柳公権を敬うやまって言いました。
「われに一喜あり。長年郊外の兵に衣服を配給することができませんでした。ところが、今年は2月に春の服を配給し終えることができました」

それに対して、柳公権がお祝いを申し上げると、

「われを祝福するのであれば、詩でしてみよ」
と、皇帝はおっしゃいました。

柳公権がその詩を声に出して歌って見せます。
「去歳闘いなしといえども、この年末だ帰ることを得ず、皇恩何を以て報いん。春日春衣を得る」

宮人たちもまた柳公権にこのように詩を求めることがよくあったそうです。

柳公権の逸話4

またある時、皇帝は便殿に六学士を召した時、談たまたま漢の文恭倹帝のことに及びました。

文帝の恭倹であったことが話題になったのです。

その時、皇帝は己が袂をあげて、
「自分の場合は、これを3度洗濯した」
とおっしゃいました。

恭倹敢えて文帝に劣らずという意味でした。
学士たちはみんな皇帝の倹徳を称賛しましたが、柳公権は1人黙っていました。

皇帝が不審に思って聞いてみると、

「皇帝はひたすら賢良をすすめ、不肖を避け、諫諍を入れ、賞罰を明らかにするべきです。それが天子のなすべきことです。衣服の洗濯のごときは小節にすぎないと思う」
と、柳公権は答えました。

柳公権の逸話5

柳公権の書家としての収入は莫大ばくだいなものでしたが、すべて家の雑用をする家僕かぼくに盗まれることとなります。

杯さかずきが1つだけ入っていましたが、それすらも箱の中から消えてなくなっていました。

柳公権はそれを知ったとき、「ああ、銀杯羽化うかせり(杯が蝶ちょうのように羽化して飛んで行った)」と言ったそうです。

忙しい毎日に、心を整える書道の時間

まずは少しの「書にふれる時間」を。
通わなくていい教室・オンライン書道講座で、
おうちでゆっくり書く時間を楽しみませんか?
静かな集中と、美しい文字を手に入れるチャンス!

\6月30日まで!7日間無料キャンペーン/

 今すぐ無料でお試し
人気の書道筆ランキング!

悠栄堂「紫乃」


羊毛とイタチ毛が使われた兼毛筆で、墨含みがよく、程よい弾力があるのが特徴。初心者から上級者も使う王道書道筆。

詳細を見る

一休園「白峰」


上質な純玉毛を使用しているので墨の含みがよく穂先が利き、漢字・かな兼用なのが便利です。

詳細を見る

あかしや「正眼」


楷書の鋭い線の表現と行書のやわらかい線の表現、両方の特長を兼ね備えておりまとまりのよい穂先も魅力。

詳細を見る
人気書道筆ランキング一覧を見る


中国の書家
書道教室 7日間無料キャンペーン
今すぐ無料でお試し
おすすめ書道筆ランキング

大人も子どもも。プロから学べる正しい書道。
オンライン書道教室を体験してみる
矢印