書道の段位は履歴書に書けます。ただし「資格欄」に書けるのは文部科学省後援の毛筆・硬筆書写技能検定だけで、日本習字や日本書道教育学会など書道教室で取得した段位は「趣味・特技欄」に書きます。SHODO FAMではオンライン書道教室の運営を通じて、多くの生徒さんが段位取得を目指す様子を見てきました。
本記事では団体別の正式名称・資格欄と特技欄の使い分け・よくある間違いまで、履歴書で損をしないための書き方をまとめて解説します。
書道の練習にSHODO FAM書道講座をご活用ください!
SHODO FAMなら、あなたのペースで、いつでもどこでも書の学びを深められます。

書き方動画を見ながら練習して、書いた作品はスマホで撮って提出するだけ。
添削・サポートつきだから、ひとりでも安心して続けられます。
\ 4月30日まで!7日間無料キャンペーン /
結論:書道の段位は履歴書に書ける。ただし「資格欄」と「特技欄」の使い分けが必要
履歴書の「資格欄」は、国家資格・公的資格を書くための欄です。書道関連で資格欄に書けるのは、日本書写技能検定協会が実施する文部科学省後援の毛筆・硬筆書写技能検定だけ。日本習字教育財団・日本書道教育学会・教育習字普及連盟などの書道教室で取得した段位は民間資格なので、「趣味・特技欄」に書きます。まずはここを押さえておけば、応募先で恥をかくことはありません。
早見表:あなたの段位はどこに書く?
迷ったらこの早見表を見てください。取得した資格・段位が左側のどれに当てはまるかで、履歴書の書く場所が一目で分かります。
| 取得した書道の資格・段位 | 公的/民間 | 履歴書の書く欄 |
|---|---|---|
| 毛筆書写技能検定(文部科学省後援) | 公的資格 | 資格欄 |
| 硬筆書写技能検定(文部科学省後援) | 公的資格 | 資格欄 |
| 日本習字教育財団の段位(漢字部・かな部ほか) | 民間資格 | 趣味・特技欄 |
| 日本書道教育学会の段位 | 民間資格 | 趣味・特技欄 |
| 教育習字普及連盟の段位 | 民間資格 | 趣味・特技欄 |
| 清風会ほか地方書道団体の段位 | 民間資格 | 趣味・特技欄 |
| 日展・毎日書道会・読売書法会・産経国際書会の入選歴 | 民間(公募展) | 趣味・特技欄(受賞歴として) |
| 書道教室の師範免状 | 民間資格 | 趣味・特技欄 |
「書写技能検定」と「書道教室の段位」の2つだけに分けて覚えておくと整理しやすいです。なお民間資格だからといって評価されないわけではありません。特技欄に書道経験があれば、継続力・集中力・丁寧さの裏付けになりますし、職種によっては大きな武器になります。この点は後半で詳しく触れます。
そもそも書道の段位・級・師範とは?基本のしくみ
書道の段位・級・師範は、書道の技術レベルを示す称号の体系です。ただし統一された公式制度は存在せず、団体や教室ごとに独自の基準で認定されています。ここでは、級と段の違い、師範の意味、そして多くの人が誤解しているポイントを順番に整理します。
級と段位の違い(10級から初段・十段へ)
書道の級は、初心者から中級者までの技術レベルを表す区分で、多くの団体で10級から1級まで昇級していきます。筆の持ち方・基本の筆づかい・楷書や簡単な行書の字形が中心的な評価ポイントで、基本動作を身につけるための階段です。段位はその上にある上級者向けの階段で、一般的には初段から十段まで設定されており、作品の質・表現力・書体への理解といった、より高度な要素が問われます。団体によっては十段の上に「特待生」「研究科」「師範」といったステップが続きます。
書道の段位には原則として飛び級がありません。昇級試験では評価次第で複数級上がる可能性があっても、昇段試験はコツコツと一段ずつ進めていくのが基本ルールです。どの書体をどの順番で学ぶかは、楷書の特徴と代表的な書風や行書の書き方のコツの記事も参考にしてください。
師範の取得までの実態(週1通学で約7年・実質10年以上)
師範は書道を教える立場として認められる称号で、各団体・教室が独自に認定します。国家資格ではありません。書道教室に週1回通学する一般的なペースなら、初段到達までで数年、師範到達までにはおよそ7年前後、仕事や家事と両立しながら通うと10年以上かけてコツコツ昇段するケースも珍しくありません。通信講座では短期間で師範認定が出るコースもありますが、団体や課題の質によって重みが異なります。
師範という称号は全国共通の基準ではありません。A団体の師範とB団体の師範は、受けてきた審査も、扱う書体の範囲も、求められる水準も違います。履歴書に師範と書くこと自体は問題ありませんが、どの団体の師範なのかを必ずセットで書くのが礼儀です。
同じ2段でも団体・教室でレベルが異なる
A団体の2段とB教室の2段は、同じ2段でも内容が違います。どの団体にも統一された審査基準がなく、団体Aでは楷書中心、団体Bでは行書・草書まで課題に入る、といった違いは普通にあるからです。
さらに、所属していた団体を辞めて別の団体に転籍した場合、段位は基本的に引き継がれません。新しい団体が設定している級位・段位を改めて受け直す必要があります。転籍は慎重に考えたほうがよく、履歴書では自分がどの団体で学んだかをきちんと書いて誤解されないようにしましょう。
主要5団体の段位制度を比較|日本習字・書写技能検定・日本書道教育学会ほか
ここからは、履歴書に名前が出やすい主要5団体の段位制度を横並びで比較します。同じ「書道の段位」でも、公的資格か民間資格か、どんなコースがあるか、履歴書のどこに書くかが団体ごとに違います。まずは比較表で全体像を見てから、それぞれの団体を順番に解説します。
| 団体名 | 公的/民間 | 検定・段位の体系 | 特徴 | 履歴書の欄 |
|---|---|---|---|---|
| 日本書写技能検定協会 | 公的(文部科学省後援) | 毛筆・硬筆 6級〜1級の8段階(6/5/4/3/準2/2/準1/1級) | 唯一の公的書道資格。入試加点・単位認定の対象 | 資格欄 |
| 日本習字教育財団(日本習字) | 民間 | 級位・段位制。漢字部/かな部/条幅部/くらしの書部/ペン部などコース別 | 全国に教室一万以上、約三十万人が学ぶ国内最大クラスの団体 | 趣味・特技欄 |
| 日本書道教育学会 | 民間 | 級位・段位制。漢字かな交じり文を重視 | 教育系の大規模団体。通信教育にも対応 | 趣味・特技欄 |
| 教育習字普及連盟 | 民間 | 生徒の部:10級〜1級/準初段〜十段、成人の部:9級〜1級/準初段〜研究科 | 学童と成人でコースが分かれる | 趣味・特技欄 |
| 清風会など地方書道団体 | 民間 | 団体ごとに独自の級位・段位 | 他団体段位を参考にした編入試験を行うところもある | 趣味・特技欄 |
日本習字教育財団(日本習字)の段位と正式名称
日本習字教育財団は、公式サイトによると全国に一万以上の教室があり、約三十万人が学ぶ国内最大クラスの書道団体です。公式名称は「公益財団法人 日本習字教育財団」ですが、履歴書では「日本習字」という通称でも構いません。特徴は、漢字部・かな部・条幅部・くらしの書部・ペン部などの部門(コース)ごとに独立した段位制度を持っていることです。漢字部で5段でも、かな部を受けていなければかな部の段位はありません。履歴書に書くときは「どの部の何段か」を必ず明記しましょう。趣味・特技欄への書き方の例は以下のとおりです。
- 趣味:書道(日本習字教育財団 漢字部 五段)
- 特技:書道(日本習字 かな部 師範免許取得、継続15年)
日本書写技能検定協会(文部科学省後援の唯一の公的資格)
一般財団法人 日本書写技能検定協会が実施する毛筆書写技能検定・硬筆書写技能検定は、書道系資格のなかで唯一「文部科学省後援」の肩書を持つ検定で、履歴書の資格欄に書けるのはこの検定だけです。級の体系は毛筆・硬筆とも共通で、6級/5級/4級/3級/準2級/2級/準1級/1級の8段階です。一般的な書道教室の「初段から十段」とはまったく別の体系なので混同しないように注意しましょう。1級合格で「指導者証」の交付を受けられ、書道指導者としての名刺代わりに使えます。試験は全国規模で年3回実施されます。
入試加点・単位認定も実利があります。高校では硬筆書写技能検定2級の取得で「書道Ⅰ」1単位、毛筆書写技能検定2級で「書道Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」のいずれかに2単位が認定されます。大学・短大・専門学校でも入試優遇・単位認定を導入する学校が増えており、進学を控えた中高生にも利点のある資格です。
日本書道教育学会・教育習字普及連盟・清風会
日本書道教育学会(一般社団法人 日本書道教育学会)は漢字かな交じり文を重視する教育系の大規模書道団体で、通信教育を通じて全国に会員を持ちます。履歴書では「趣味・特技:書道(日本書道教育学会 漢字部 四段、通信教育で約8年継続)」のように、通信なのか通学なのか、どの部でどれくらい続けているのかを一行で添えると情報の厚みが増します。
教育習字普及連盟は、生徒の部(10級〜1級・準初段〜十段)と成人の部(9級〜1級・準初段〜研究科)で別の段位体系を採用しています。学童の部で8段に合格すると「特待生」となり、成人の部と同じ教材で練習する流れです。清風会など地方書道団体は独自の段位制度を持ちますが、転籍時は他団体の段位がそのまま引き継がれるわけではないので、どの団体かを正式名称で書くのが基本です。
芸術系団体(日展・毎日書道会・読売書法会など)との違い
書道の団体は、教育系と芸術系の2つに分けて整理すると理解しやすいです。教育系は書道を学ぶ・教えることが目的で、級位・段位・師範の制度が中心(日本習字、日本書道教育学会、教育習字普及連盟など)。一方、芸術系団体は作品発表・公募展が中心で、必ずしも級位・段位制度を持ちません。日展・毎日書道会・読売書法会・産経国際書会などが代表で、公募展の入選・受賞歴が書道家としての評価につながります。教育系なら「継続年数+段位+師範免許」を、芸術系なら「入選・受賞歴+活動年数」を前面に出すのが基本です。
なお、教育系の団体名に「習字」とつくことが多いのは、もともと「習字」が学校で正しい字を学ぶ教育目的の言葉で、「書道」が芸術表現を含む広い言葉だという背景があります。両者の違いは「『習字』と『書道』の違いとは?書写との違いもわかりやすく解説」で詳しく紹介しています。
履歴書の「資格欄」に書けるのは書写技能検定だけ
ここからは、履歴書の資格欄に書ける唯一の書道系資格、毛筆・硬筆書写技能検定にしぼって、書き方・評価される級・実利のある特典まで詳しく見ていきます。
資格欄に書く正しい書き方(記入例つき)
資格欄に書くときのポイントは、「正式名称」「取得年月」「合格の文言」の3点セットです。略称で書くと正式な資格として認識されないこともあるので、次のような形で書きましょう。
【資格欄】
- 令和4年度 第1回 毛筆書写技能検定 ○級取得
- 令和4年7月 日本習字漢字部 ○段位取得
※ 2行目の「日本習字漢字部 ○段位」は、元の形を示しただけで、本来は民間資格のため趣味・特技欄に書くのが正しいマナーです。補足情報を添えるとさらに説得力が増します。
【資格欄・補足ありの記入例】
- 令和4年度 第1回 毛筆書写技能検定 ○級取得(500点/600点以上の成績)
- 令和4年7月 日本習字漢字部 ○段位取得(全国書展で高評価)
資格欄に書くときの注意点をまとめると、次の5つです。
- 「文部科学省後援」の肩書は正式名称の一部として必ず書く
- 「毛筆」「硬筆」の区別をはっきりさせる
- 「○級合格」や「○級取得」の表現を使う(「受験」ではダメ)
- 取得年月を和暦または西暦で明記し、履歴書全体で表記を統一する
- 複数の級を持っている場合、最新・最上位のみを書くのが基本
こうした書き方をきちんと守っている履歴書は、それだけで丁寧な印象を与えます。練習用の筆を見直したい方は書道筆おすすめランキングの記事もあわせてどうぞ。
何級から評価されるか(2級以上が目安)
書写技能検定は6級から1級まで8段階ありますが、履歴書でアピールとして機能するのは「2級以上」が目安と言われています。2級以上になると、楷書・行書・草書・隷書といった複数の書体に対応する力や、書写に関する基礎的な理論知識が問われるレベルになるため、就職・進学の現場では「即戦力」や「高い教養」の証として受け取ってもらえます。3級・4級でも書くこと自体は問題ありませんが、スペースに限りがあるときは2級以上を優先しましょう。1級を取得すると「指導者証」の交付対象になり、書道の指導にあたる立場として公式に認められます。カルチャースクールや地域講座で講師募集の応募条件に「毛筆書写技能検定1級合格」が入っていることもあります。
書道教室の段位は「趣味・特技欄」に書く|団体別の正式名称早見表
日本習字・日本書道教育学会・教育習字普及連盟といった書道教室で取得した段位は民間資格なので、履歴書の趣味・特技欄に書きます。資格欄に書くとマナー違反と受け取られる可能性があるので注意が必要です。書き方の基本は「団体名+部+段位(+師範の有無)+継続年数」のセット。まず、団体の正式名称の早見表を載せておきます。
| 通称 | 履歴書に書くときの正式名称 |
|---|---|
| 日本習字 | 公益財団法人 日本習字教育財団 |
| 書道教育学会 | 一般社団法人 日本書道教育学会 |
| 書写技能検定協会 | 一般財団法人 日本書写技能検定協会 |
| 教育習字普及連盟 | 一般社団法人 教育習字普及連盟 |
| 日展 | 公益社団法人 日展 |
特技欄はスペースが限られるので、必ずしも正式名称で書く必要はありません。ただし通称と正式名称を混在させないようにしましょう。以下が見やすい記入例です。
- 趣味・特技:書道(日本習字教育財団 漢字部 五段、継続10年)
- 趣味・特技:書道(日本習字 かな部 師範免許取得、全国書展で入選経験あり)
- 趣味・特技:書道(日本書道教育学会 漢字部 四段、通信教育で約8年継続)
- 特技:書道(日本習字教育財団 漢字部 師範、継続15年・子ども向け書道教室で講師補佐の経験あり)
師範免許を持っている場合は「師範」とだけ書かず、どの団体の師範かをセットで書きましょう。師範は教室を開く・講師になる仕事につながる称号なので、教育・文化・伝統工芸関連の業種では実際の評価ポイントになります。書道教室開設を視野に入れる方は大人が書道教室を選ぶ7つのポイントの記事も参考になります。
書道の段位が活きる職種・シーン
書道の段位・師範が直接の応募条件になる職種は多くありませんが、選考の場面で強みになる仕事はたくさんあります。
- 書道教室・カルチャースクールの講師、講師補佐
- 学校・学童保育での書き初め指導、クラブ活動の外部講師
- 神社・寺院の授与品・御朱印帳関連の仕事
- 和装・和菓子・和雑貨ブランドの販売員、店頭装飾担当
- 冠婚葬祭業での宛名書き・芳名帳の記帳対応
- ブライダル・結婚式場のペーパーアイテム制作スタッフ
業種を問わず共通して有利になるのは「履歴書の文字そのものがきれい」という点です。書道の稽古を重ねてきた方は、鉛筆・ボールペンで書いたときの文字にも落ち着きが出るため、履歴書の第一印象がまったく違います。段位という肩書と美しい文字という実物の両方で勝負できるのは、書道経験者ならではの強みです。
履歴書に書くときのよくある間違い
書道の段位を履歴書に書くときは、細かいけれど目立つ間違いがいくつかあります。ここで一度チェックしておきましょう。
略称で書いてしまう(×「書写検定2級」)
「書写検定2級」「毛筆2級」と書いただけでは、どの団体のどの検定か分かりません。書写技能検定は「文部科学省後援 毛筆書写技能検定 2級 合格」のように、後援元+毛筆/硬筆+級+合格のフルセットで書くのが正解です。省略すると公的資格扱いされないリスクがあります。
民間資格を資格欄に書いてしまう
日本習字・日本書道教育学会などの民間段位を、誤って資格欄に書いてしまうパターンもよくあります。履歴書のマナー上は「資格欄=公的資格」が常識なので、書道教室の段位は必ず趣味・特技欄に書きましょう。
取得年月の書き忘れと西暦/和暦の混在
取得年月を書き忘れている履歴書もよく見かけます。資格は取得年月がセットで初めて信頼できる情報になります。さらに履歴書のなかで「平成30年」「令和3年」「2022年」が混ざると読み手に不安を与えるので、西暦に統一するか和暦に統一するかを最初に決めて守りましょう。
古い段位をそのまま書く・飛び級と書く
子どもの頃に取得した段位をそのまま書くと、長く親しんできた証拠にはなりますが、今の実力を保証するものにはなりません。継続して学び直している場合は「現在も◯◯教室で継続中」と書き添えると情報の鮮度を保てます。また、書道の段位には飛び級がないのが原則なので、履歴書に「飛び級で◯段」と書いてしまうと、書道のルールを知っている担当者からは違和感を持たれてしまいます。
段位取得までの期間・費用と学び方の選び方
「これから書道を始めて段位を取りたい」「何年くらいかかる?」という疑問も多く寄せられます。書道教室・通信講座・書写技能検定の3ルートで、現実的な期間と学び方の選び方を整理します。
書道教室で段位を取るまで(週1で約7年〜)
書道教室は昔からもっとも定番のルートです。週1回のペースで通学すると、初段到達までで数年、師範到達までにはおよそ7年前後。実際は10年以上かけて少しずつ昇段するケースもよくあります。月謝の相場は大人向けの教室で月5,000円前後から1万円台までが一般的で、これに半紙・墨・筆・競書誌の費用がかかります。教室で学ぶ強みは、目の前で筆づかいを見てもらえること、同じ教室の仲間ができてモチベーションが続きやすいことです。
通信講座・書写技能検定で取るまで
通信講座は通学より費用を抑えたい方に向いています。団体によっては1〜2年で師範認定が出るコースもあります。書写技能検定は独学+受験する方も多く、市販のテキストや問題集をきちんとこなせば2級〜準1級までは十分狙えます。1級や指導者証を目指すなら、書道教室や指導経験者のフィードバックを受けながら進めるのが現実的です。
オンライン書道教室でも段位は取れる?
オンライン書道教室でも段位取得を目指せます。最近は動画添削やライブレッスンを組み合わせて、通学と同じように昇級・昇段のステップを組み立てられる教室が増えました。段位取得を目指すなら、いきなり通学の教室に通わなくても、まずSHODO FAMのオンライン書道教室で自分に書道が合うかを試してから決めても遅くありません。SHODO FAMはコースごとに専門の講師を配置しているので、楷書・行書・かな・ペン字など、自分の学びたい書体を得意とする講師から学べます。オンライン書道教室のメリット・選び方を詳しく知りたい方は2026年最新のおすすめオンライン書道教室10選の記事もあわせてご覧ください。
書道の段位だけでは学校で教えられない|教員免許との違い
「書道の師範まで取ったら学校で書道を教えられる?」という質問もよく受けますが、答えはNOです。学校(小学校・中学校・高校)で書道を教えるには、教員免許(国語科・書道科)が必要です。師範免許という呼び名は「書道を教える人の称号」ですが、あくまで民間団体の認定で、学校教育法で定める教員免許とは別のものです。中学校・高校の書道の先生になりたい方は、大学の教育学部や文学部で国語・書道の教員免許を取得するルートを選ぶ必要があります。
書道の段位・師範は、教員免許と組み合わせることで「書道の実技にも強い先生」という独自のポジションを作ることができます。学校外では、カルチャースクールや書道教室の講師として活動する道もあり、こちらは教員免許がなくても段位・師範が武器になります。資格別の進路と仕事の実情は書道の教員免許や師範など、資格を取得すれば書道を仕事にできる?の記事で整理しています。また毛筆と硬筆の使い分けについては硬筆と毛筆の扱い方・毛筆を習う理由の記事も参考になります。
書道経験を履歴書で最大限アピールするコツ
段位や資格の書き方が整ったら、次は書道経験そのものをどうアピールするかを考えましょう。書道経験者の最大の武器は、履歴書の実物に書いた文字そのものがきれいだということです。段位を何行にもわたって書くよりも、整った楷書で丁寧に書かれた履歴書のほうが、採用担当者の記憶に残ります。手書き履歴書を選べる場面では、手書きで提出してみるのもおすすめです。
また、書道は短期間では段位が上がらない、地道な積み重ねの世界だからこそ、継続年数そのものが信頼の材料になります。「書道歴10年、週1回の稽古を現在も継続」といった情報は多くの応募者との差別化になります。公募展の入選歴・受賞歴がある方は「◯◯書展 入選(令和◯年)」のように展覧会名+結果+年を一行でまとめて、段位・継続年数とセットで特技欄や自己PR欄に書き分けると、限られた紙面でも書道経験を魅力的に伝えられます。
書道の段位・資格に関するよくある質問(FAQ)
最後に、書道の段位・資格を履歴書に書くときによく聞かれる質問をまとめました。検索から来た方の「もう一歩踏み込んだ疑問」に答える形で整理しています。
履歴書に書道の段位を書くと評価されますか?
評価される場面は多くあります。書道を長く続けてきたこと自体が、継続力・集中力・丁寧さの証拠として受け取られるからです。特に教育・文化・伝統工芸・接客・ブライダル・文具関連の業種では、段位の有無が採用担当者の印象を左右することもあります。
日本習字の段位の正式名称は?履歴書にはどう書けばいい?
日本習字の正式名称は「公益財団法人 日本習字教育財団」です。正式名称でも通称(日本習字)でも構いませんが、部門と段位をセットで明記するのが基本。例:「趣味・特技:書道(日本習字教育財団 漢字部 五段、継続10年)」。
書写技能検定は履歴書の資格欄に書けますか?
書けます。文部科学省後援の公的資格なので、資格欄に書くのが正解です。「令和○年度 第○回 文部科学省後援 毛筆書写技能検定 ○級 合格」のように、後援元+検定名+級+合格の順で書きます。2級以上が履歴書で評価されやすい目安です。
書道教室の段位と書写技能検定はどう違う?
書道教室の段位(日本習字・日本書道教育学会など)は民間資格で、履歴書では趣味・特技欄に書きます。一方、書写技能検定は文部科学省後援の公的資格で、資格欄に書ける唯一の書道系資格です。書写技能検定は6級〜1級の8段階、書道教室の段位は10級〜初段〜十段の構成が多いです。
段位を持っていれば書道の先生になれますか?
書道教室やカルチャースクールの講師なら、段位・師範免許があれば応募・開業できます。ただし、小・中・高等学校で書道を教えるには教員免許が必要です。段位・師範は教員免許の代わりにはなりません。
何段から履歴書に書く価値がありますか?
書道教室の段位は初段以上から十分に継続の証になり、師範免許まで持っていればより強いアピールになります。書写技能検定は2級以上が履歴書でのアピールとして機能する目安です。3級・4級でも書く価値はありますが、スペースが限られる場合は2級以上を優先しましょう。
オンライン書道教室でも段位は取れますか?
取れます。オンライン書道教室のなかには大手書道団体の段位制度と連動していて、動画添削・ライブレッスンを通じて昇級・昇段できるところが増えています。まずSHODO FAMのオンライン書道教室で自分に書道が合うかを試してみるところから始めるとよいでしょう。
まとめ|まずは自分の段位を確認し、正しい欄に書こう
書道の段位・資格は履歴書で十分にアピールできます。ポイントはシンプルです。
- 文部科学省後援の毛筆書写技能検定・硬筆書写技能検定 → 履歴書の「資格欄」に書く
- 日本習字・日本書道教育学会・教育習字普及連盟など書道教室の段位 → 「趣味・特技欄」に書く
- 正式名称・取得年月・段位の部門・継続年数をセットで書く
- 書写技能検定は2級以上が評価の目安
- 学校で書道を教えるには教員免許が別途必要
この記事の早見表と団体別の記入例を見ながら、自分の持っている段位がどこに当てはまるかを確認してみてください。正しい欄に正しい名称で書くだけで、履歴書の印象はぐっと良くなります。そして何より、書道を続けてきた時間そのものが、あなたのなかに残った丁寧さ・集中力・根気として面接で必ず伝わります。段位はその証拠のひとつにすぎません。
これから新しく書道を始めて段位取得を目指す方、あるいは子どもの頃以来の書道を大人になって再開したい方は、まずSHODO FAMのオンライン書道教室で自分に合う書体と先生を見つけるところから始めてみてください。SHODO FAMはコースごとに専門の講師が指導しているので、楷書・行書・かな・ペン字など、自分が伸ばしたい分野を得意とする講師から直接学べます。
忙しい毎日に、心を整える書道の時間
まずは少しの「書にふれる時間」を。
通わなくていい教室・オンライン書道講座で、
おうちでゆっくり書く時間を楽しみませんか?
静かな集中と、美しい文字を手に入れるチャンス!

\ 4月30日まで!7日間無料キャンペーン /





