中国の法帖– category –
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王羲之の楷書作品【小楷】を紹介/「楽毅論」「黄庭経」「東方朔画賛」
王羲之の楷書を習った書家です。 このことからいえば、王羲之をもとにしており、「鍾派」に属するのです。 王羲之が生きた東晋時代においても王羲之の筆跡は尊重され、王羲之の楷書作品は十数編ありましたが、そのほとんどが先人の文章を抄写したものでし... -
王羲之の蘭亭序(らんていじょ)について詳しく解説【臨書の書き方・特徴、何がすごい?本物は存在しない?】
書聖が挙げられます。 中国の書道の歴史上、最高傑作として評価され、現代でも大きな影響力を持っています。 今回は、蘭亭序について書き方・特徴などを詳しくご紹介。書き方以外に制作背景や文の内容などもご紹介しています。 蘭亭序について解説 蘭亭序... -
孫過庭の「書譜」の内容を全文現代語訳・日本語訳で紹介【全訳】
孫家庭として、書道史上重要な作品です。 そんな「書譜」の内容を全文現代語訳で紹介します。 孫過庭の書譜・全文現代語訳 書譜に分けて読みやすくしています。 第1篇 王羲之を典型とする四賢の優劣論 第2篇 書の本質と価値 第3篇 六朝時代からこれ... -
始平公造像記(しへいこうぞうぞうき)について詳しく解説・臨書作品の書き方・特徴、全文画像・現代語訳
始平公造像記は、龍門造像記のなかでも特に優れた名品として「龍門四品」の1つに数えられています。 今回は、始平公造像記について詳しく解説、臨書の書き方・特徴、釈門も紹介します。 始平公造像記の基本情報 始平公造像記 始平公造像記時代 太和22年(... -
牛橛造像記(ぎゅうけつぞうぞうき)について詳しく解説/作者・内容・全文釈門/評価も紹介
牛橛造像記は造像記のなかでもっとも代表的なものです。 造像記の書法を学びたい人は、まず牛橛造像記から練習すると良いでしょう。 今回は、そんな造像記のなかでもっとも代表的な牛橛造像記について解説していきます。 また、造像記の正しい書き方につい... -
泰山刻石(たいざんこくせき)について詳しく解説・書体は?作者はだれ?
泰山刻石の典型として尊重されています。 今回は、泰山刻石が作られたきっかけや特徴などを紹介します。現代語訳も紹介します。 泰山刻石の基本情報 泰山刻石が自らの功績を記した石碑です。 石碑の作者は李斯とされています。この石碑は書者の名前が分か... -
石鼓文(せっこぶん)について詳しく解説、臨書の書き方、全文日本語訳も紹介
石鼓文は篆書の学習では代表的な古典です。 今回は石鼓文について詳しく解説し、臨書の書き方、日本語訳も紹介します。 石鼓文について解説 石鼓文 石鼓文という書体です。大篆の代表とされるものが石鼓文です。 大篆が文字を統一する少し前の東周時代に使... -
九成宮醴泉銘の全文現代語訳/日本語訳
九成宮醴泉銘が文字を書きました。 九成宮醴泉銘の全文現代語訳/日本語訳を紹介します。 また、九成宮醴泉銘の書き方・臨書のコツなどは「欧陽詢の九成宮醴泉銘について詳しく解説【臨書の正しい書き方・特徴・コツ・書風/内容なども紹介】」をご覧くださ... -
鄭道昭の鄭羲下碑(ていぎかひ)とは/内容や書き方を解説
鄭羲下碑(ていぎかひ)は、作者である鄭道昭(426~492)のために書いたもので、北魏永平4年(511)にはじめは天柱山に刻したのを上碑、雲峰山に「石の好きを以て此れに之を刊す」とあるのを下碑と呼びます。 この碑は山東省の掖県に現存しています。自... -
褚遂良が書いた孟法師碑(もうほうしひ)の特徴や碑が建てられたきっかけ
初唐の三大家のひとりである褚遂良(永徽4年・58歳)の4種類の楷書碑が伝えられています。 房玄齢碑と雁塔聖教序は独自の書法を完成させた晩年期の作品ですが、伊闕仏龕碑と孟法師碑は虞世南・欧陽詢の長所をもとに隷法を加味した壮年期の作品で、今回紹...