中国の法帖

法帖

蘭亭序(らんていじょ)について詳しく解説【王羲之の代表作品】【書き方・特徴、何がすごい?本物は存在しない?】

書聖しょせい・王羲之おうぎしの代表作品といえば、まず蘭亭序らんていじょが挙げられます。 中国の書道の歴史上、最高傑作として評価され、現代でも大きな影響力を持っています。 しかし、真跡は昭陵へと収められ、その本当の姿は、おびただしい数をつたえ...
中国の法帖

孫過庭の「書譜」の内容を全文現代語訳・日本語訳で紹介【全訳】

孫家庭そんかていの「書譜しょふ」は、唐とう時代の草書の名品であり、かつ伝統を踏まえた書論しょろんとして、書道史上重要な作品です。 そんな「書譜しょふ」の内容を全文現代語訳で紹介します。 \使いやすさを追求した書道筆/ 孫過庭の書譜・全文現代...
楷書

始平公造像記(しへいこうぞうぞうき)について詳しく解説・臨書作品の書き方・特徴、全文画像・現代語訳

始平公造像記しへいこうぞうぞうきは、龍門造像記のなかでも特に優れた名品として「龍門四品」の1つに数えられています。 今回は、始平公造像記について詳しく解説、臨書の書き方・特徴、釈門も紹介します。 \使いやすさを追求した書道筆/ 始平公造像記...
法帖

牛橛造像記(ぎゅうけつぞうぞうき)について詳しく解説/作者・内容・全文釈門/評価も紹介

牛橛造像記きゅうけつぞうぞうきは造像記のなかでもっとも代表的なものです。 造像記の書法を学びたい人は、まず牛橛造像記から練習すると良いでしょう。 今回は、そんな造像記のなかでもっとも代表的な牛橛造像記について解説していきます。 \使いやすさ...
法帖

泰山刻石(たいざんこくせき)について詳しく解説・書体は?作者はだれ?

泰山刻石たいざんこくせきは小篆しょうてんの典型として尊重されています。 今回は、泰山刻石が作られたきっかけや特徴などを紹介します。現代語訳も紹介します。 泰山刻石の基本情報 泰山刻石たいざんこくせきは秦しんの始皇帝しこうていが自らの功績を記...
法帖

石鼓文(せっこぶん)について詳しく解説、臨書の書き方、全文日本語訳も紹介

石鼓文せっこぶんは篆書の学習では代表的な古典です。 今回は石鼓文について詳しく解説し、臨書の書き方、日本語訳も紹介します。 \使いやすさを追求した書道筆/ 石鼓文について解説 石鼓文 石鼓文せっこぶんは篆書の中でも大篆だいてんという書体で刻...
楷書

九成宮醴泉銘の全文現代語訳/日本語訳

九成宮醴泉銘きゅうせいきゅうれいせんめいは、魏徴ぎちょうが文章を作り、欧陽詢おうようじゅんが文字を書きました。 九成宮醴泉銘の全文現代語訳/日本語訳を紹介します。 また、九成宮醴泉銘の書き方・臨書のコツなどはこちらで詳しく解説しています。↓...
法帖

鄭道昭の鄭羲下碑(ていぎかひ)とは/内容や書き方を解説

鄭羲下碑(ていぎかひ)は、作者である鄭道昭ていどうしょうが父の鄭羲ていぎ(426~492)のために書いたもので、北魏永平4年(511)にはじめは天柱山に刻したのを上碑、雲峰山に「石の好きを以て此れに之を刊す」とあるのを下碑と呼びます。 この...
法帖

褚遂良が書いた孟法師碑(もうほうしひ)の特徴や碑が建てられたきっかけ

初唐の三大家のひとりである褚遂良ちょすいりょう(596~658)の作として、伊闕仏龕碑いけつぶつがんひ(貞観15年・46歳)、孟法師碑もうほうしひ(貞観16年・47歳)、房玄齢碑ぼうげんれいひ(55歳ごろ)、雁塔聖教序がんとうしょうぎょうじ...
中国の法帖

礼器碑(れいきひ)について解説/内容・作者・有名書家たちによる評価も紹介

後漢ごかん時代(25年~220年)は、中国書道の歴史上で最も建碑けんぴが盛んだった時代です。 約百数十碑が建立されたといわれており、その中でも曹全碑そうぜんひと礼器碑れいきひとはともに最も正統的な代表碑として高く評価されてきました。 曹全碑...