中国の法帖

行書

王羲之の字を集めた集王聖教序:碑文の内容、字の集め方などを解説

今回は、集王聖教序の呼び方で、どういったものなのか、文の内容などを解説していきます。 \使いやすさを追求した書道筆/ 集王聖教序の概要 「集王聖教序しゅうおうしょうぎょうじょ」は、中国唐とう時代に王羲之おうぎしの真跡から文字を集めて(集字し...
中国の法帖

曹全碑(そうぜんひ)について解説/内容、書風や特徴

曹全碑は乙瑛碑いつえいひや礼器碑れいきひと並び、後漢の典型的な隷書碑です。 隷書の規範とも言え、隷書の基本的構造を知るうえで格好の古典です。楷法の極則とされる九成宮醴泉銘きゅうせいきゅうれいせんめいのような位置にあります。 今回はそんな曹全...
楷書

褚遂良の雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ)について詳しく解説【碑が建てられた理由や内容、書風】

この記事では、雁塔聖教序がんとうしょうぎょうじょについて解説します。 雁塔聖教序がんとうしょうぎょうじょは、中国で活躍した書道家褚遂良ちょすいりょうの代表作品として有名で、楷書の古典としてよく用いられます。 そこで今回は、雁塔聖教序がんとう...
楷書

虞世南(ぐせいなん)について:その代表作である孔子廟堂碑の書風や特徴を解説

楷書の典型は成立したのは初唐7世紀に確立されましたが、その担にない手が欧陽詢おうようじゅんと虞世南ぐせいなんの二人です。 しかし、欧陽詢が数多くの作例を伝えるのに対して、虞世南はとても少なく、結局、孔子廟堂碑こうしびょうどうひを除いて信用の...
楷書

九成宮醴泉銘について解説/臨書の書き方のコツは?気をつけたい3つの特徴を紹介【書道のうでまえアップ】

九成宮醴泉銘きゅうせいきゅうれいせんめいは、今からおよそ1500年前に書かれたものなのですが、現代でも「楷法かいほうの極則きょくそく」といわれ、楷書のもっとも王道な古典です。学校で習う楷書の字形も、この九成宮醴泉銘を参考に作られています。 ...