中国の法帖

行書

董其昌の行書作品:菩薩蔵経後序を紹介・釈門

\使いやすさを追求した書道筆/ 菩薩蔵経後序(ぼさつぞうきょうこうじょ)について 菩薩蔵経後序ぼさつぞうきょうこうじょは、明代の書家、董其昌の代表作品の1つです。 本福12幅、紙本、26.8×12.5㎝。台北故宮博物院蔵。 書写年代は、戊午...
楷書

美人董氏墓誌(びじんとうしぼし)について解説/臨書に使える全文の拓本画像・釈門も記載

\使いやすさを追求した書道筆/ 美人董氏墓誌(びじんとうしぼし)について解説 美人董氏墓誌の全体 美人董氏墓誌びじんとうしぼしは、中国の隋ずい時代、597年(開皇17年)に刻された墓誌ぼしです。 墓誌ぼしとは、お墓におさめられている亡くなっ...
中国の法帖

李白文書(りはくもんじょ)について解説【李柏尺牘稿】

\使いやすさを追求した書道筆/ 李柏文書(りはくもんじょ)について解説 李柏文書(李柏尺牘稿)① ※クリック/タップで拡大 李柏文書(李柏尺牘稿)② ※クリック/タップで拡大 李柏文書りはくもんじょは、中国東晋とうしん時代の筆跡です。「李柏...
楷書

張猛龍碑(ちょうもうりゅうひ)について、書風・特徴を解説/臨書に使える全文の画像、釈門

\使いやすさを追求した書道筆/ 張猛龍碑(ちょうもうりゅうひ)の基本情報 張猛龍碑の原碑 張猛龍碑の拓本 北魏・正光2年(522) 山東省曲阜の孔子廟内“漢魏碑刻陳列室”(通称“孔廟碑林”)にあります。 石碑は198.2×87.3㎝。碑文は...
中国の法帖

姨母帖と喪乱帖について解説/王羲之の真跡にもっとも近い法帖

王羲之おうぎしの真跡は残念ながら1つも伝わっておらず、現在見られるすべての法帖が複製品です。そんな中、最も真跡に近い複製品とされるものの代表作が「姨母帖いぼじょう」と「喪乱帖そうらんじょう」です。 「姨母帖」は20歳代の若いころの作品であり...
楷書

皇甫誕碑(こうほたんひ)について解説/特徴・書き方/臨書に仕える全文画像も掲載/欧陽詢の楷書作品

\使いやすさを追求した書道筆/ 皇甫誕碑について解説 皇甫誕碑の原碑 皇甫誕碑#1 タップ/クリックで拡大 皇甫誕碑こうほたんひは、皇甫誕という人物の功績を称たたえる内容の碑です。 碑文は于志寧うしねいが撰文し、文字は欧陽詢おうようじゅんが...
楷書

温彦博碑(おんげんはくひ)について解説/欧陽詢の楷書作品

\使いやすさを追求した書道筆/ 温彦博碑について 温彦博碑の原石 唐とうの太宗たいそう皇帝の墓地、昭陵しょうりょうの周囲には、陪葬ばいそうを許された功臣の石碑が多く建てられています。 温彦博碑おんげんはくひは、その昭陵しょうりょうの陪葬ばい...
楷書

化度寺碑について解説/欧陽詢の楷書作品

\使いやすさを追求した書道筆/ 化度寺碑について解説 化度寺碑 敦煌本 化度寺碑けどじひは、隋ずい・唐とう間における三階教さんがいきょうの名僧、邕禅師ようぜんじを葬った舎利塔しゃりとうの銘文が書かれていいます。 正しくは「化度寺碑故邕禅師舎...
楷書

欧陽詢の楷書作品4つすべてを紹介/九成宮醴泉銘・化度寺碑・温彦博碑・皇甫誕碑

欧陽詢おうようじゅんは、唐とう時代に楷書の典型を確立した人物です。 そんな彼の遺した楷書作品は、以下の4つが伝わっています。 九成宮醴泉銘きゅうせいきゅうれいせんめい(貞観6年・632) 化度寺碑けどじひ(貞観5年・631) 温彦博碑おんげ...
中国の法帖

王羲之の楷書作品【小楷】を紹介/「楽毅論」「黄庭経」「東方朔画賛」

王羲之おうぎしは衛夫人と叔父の王廙おうよくに書を学びましたが、2人とも鍾繇しょうようの楷書を習った書家です。 このことからいえば、王羲之おうぎしの楷書は鍾繇しょうようをもとにしており、「鍾派」に属するのです。 王羲之が生きた東晋とうしん時代...