法帖

日本の法帖

関戸本和漢朗詠集について解説

関戸本和漢朗詠集について 関戸本和漢朗詠集 関戸本和漢朗詠集せきどぼんわかんろうえいしゅうの作者は、伝藤原行成ふじわらのゆきなり筆ですが、実際は源兼行みなもとのかねゆき筆とされています。 関戸本和漢朗詠集の名称の由来は、名古屋の関戸家に伝来...
中国の法帖

爨󠄀宝子碑(さんほうしひ)・爨󠄀龍顔碑(さんりゅうがんひ)について解説

中国東晋とうしん時代につくられた爨󠄀宝子碑さんほうしひと、劉宋りゅうそう時代につくられた爨󠄀龍顔碑さんりゅうがんひは、おなじエリアの雲南省うなんしょうにあることから両碑を「二爨󠄀碑」とよび、また碑形の大小によって、爨󠄀宝子碑を「小爨󠄀」、爨...
楷書

柳公権の玄秘塔碑(げんぴとうひ)について解説

中国唐とう時代の書道家柳公権りゅうこうけんは、「唐とうの四大家」の1人、顔真卿がんしんけいの第1の後継者として有名です。 顔真卿は、どくとくな書風の楷書で有名ですが、柳公権はその書風を受け継ぎました。 今回は、そんな顔真卿がんしんけいの弟子...
楷書

【顔真卿の楷書】多宝塔碑(たほうとうひ)について解説/特徴・書き方・内容/臨書に使える全文画像

顔真卿がんしんけいは、中国唐とう時代に活躍した書道家です。 彼の楷書は独特な書風をしていることで有名で、その代表作品には「顔氏家廟碑がんしかびょうひ」「麻姑仙壇記まこせんだんき」「多宝塔碑たほうとうひ」「顔勤礼碑がんきんれいひ」などがありま...
楷書

雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ)の臨書に使える全文拓本画像・釈門

\美しさ・使いやすさを追求した書道筆/ 雁塔聖教序の臨書に使える全文拓本画像・釈門 雁塔聖教序#1 ※クリック/タップで拡大 大唐三蔵聖教序。太宗文皇帝製。盖聞。二儀有象。顯覆載以含生。四時無形。潛寒暑以化物。是以窺天鑒地。庸愚皆識其端。明...
中国の法帖

張遷碑(ちょうせんひ)について解説/臨書作品に役立つ特徴・書き方/全文の画像・釈門

張遷碑(ちょうせんひ)の基本情報 張遷碑の原碑 張遷碑の全体の拓本 張遷碑ちょうせんひは、張遷ちょうせんという人物が務つとめていた縠城こくじょう県での功績こうせきを称たたえて建たてられた石碑です。 張遷碑が建てられた年は、中国後漢ごかん時代...
楷書

九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)の全文拓本画像/日本端方旧蔵海内第一本/三井文庫蔵

九成宮醴泉銘の全文拓本画像 九成宮醴泉銘の題額#1 ※クリック/タップで拡大 九成宮醴泉銘の題額#2 ※クリック/タップで拡大 九成宮醴泉銘#1 ※クリック/タップで拡大 九成宮醴泉銘#2 ※クリック/タップで拡大 九成宮醴泉銘#3 ※クリ...
中国の法帖

西狭頌(せいきょうしょう)について解説/臨書で注意する特徴も紹介

西狭頌(せいきょうしょう)について 西狭頌せいきょうしょうは、中国後漢ごかん時代の171年(建寧4年)に刻された摩崖碑まがいひです。 いわゆる「三頌」(石門頌せきもんしょう・西狭頌せいきょうしょう・郙閣頌ほかくしょう)の1つでです。 甘粛省...
楷書

高貞碑(こうていひ)について解説/碑の内容・特徴・釈門なども

高貞碑(こうていひ)について 高貞碑の全体 高貞碑こうていひは、中国北魏ほくぎ時代、西暦523年に建てられた碑で、高貞こうていという人物について書かれています。 題額は12文字「魏故営州刺史懿侯高君之碑」は4行、1行3字で陽刻されています。...
中国の法帖

石門頌(せきもんしょう)について解説/臨書作品制作に使える石門頌の全文拓本画像

石門頌(せきもんしょう)とは 石門頌の全体 石門頌せきもんしょうは、正式には故司隷校尉楗為楊君頌こしれいこういけんいようくんしょうといわれ、中国後漢ごかん時代の148年(建和2年)の摩崖碑まがいひです。 摩崖碑とは 摩崖碑まがいひとは、天然...