楷書– category –
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欧陽詢の楷書作品4つすべてを紹介/九成宮醴泉銘・化度寺碑・温彦博碑・皇甫誕碑
欧陽詢時代に楷書の典型を確立した人物です。 そんな彼の遺した楷書作品は、以下の4つが伝わっています。 九成宮醴泉銘(貞観6年・632) 化度寺碑(貞観5年・631) 温彦博碑(貞観11年・637) 皇甫誕碑(貞観年間) どれも唐の貞観が75~81歳という晩年... -
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始平公造像記(しへいこうぞうぞうき)について詳しく解説・臨書作品の書き方・特徴、全文画像・現代語訳
始平公造像記は、龍門造像記のなかでも特に優れた名品として「龍門四品」の1つに数えられています。 今回は、始平公造像記について詳しく解説、臨書の書き方・特徴、釈門も紹介します。 始平公造像記の基本情報 始平公造像記 始平公造像記時代 太和22年(... -
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牛橛造像記(ぎゅうけつぞうぞうき)について詳しく解説/作者・内容・全文釈門/評価も紹介
牛橛造像記は造像記のなかでもっとも代表的なものです。 造像記の書法を学びたい人は、まず牛橛造像記から練習すると良いでしょう。 今回は、そんな造像記のなかでもっとも代表的な牛橛造像記について解説していきます。 また、造像記の正しい書き方につい... -
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九成宮醴泉銘の全文現代語訳/日本語訳
九成宮醴泉銘が文字を書きました。 九成宮醴泉銘の全文現代語訳/日本語訳を紹介します。 また、九成宮醴泉銘の書き方・臨書のコツなどはこちらで詳しく解説しています。↓ 九成宮醴泉銘の全文現代語訳/日本語訳 貞観でさえも、この点ではかなわないだろう。... -
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鄭道昭の鄭羲下碑(ていぎかひ)とは/内容や書き方を解説
鄭羲下碑(ていぎかひ)は、作者である鄭道昭(426~492)のために書いたもので、北魏永平4年(511)にはじめは天柱山に刻したのを上碑、雲峰山に「石の好きを以て此れに之を刊す」とあるのを下碑と呼びます。 この碑は山東省の掖県に現存しています。自... -
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褚遂良が書いた孟法師碑(もうほうしひ)の特徴や碑が建てられたきっかけ
初唐の三大家のひとりである褚遂良(永徽4年・58歳)の4種類の楷書碑が伝えられています。 房玄齢碑と雁塔聖教序は独自の書法を完成させた晩年期の作品ですが、伊闕仏龕碑と孟法師碑は虞世南・欧陽詢の長所をもとに隷法を加味した壮年期の作品で、今回紹... -
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褚遂良の雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ)について詳しく解説【碑が建てられた理由や内容、書風】
この記事では、雁塔聖教序について解説します。 雁塔聖教序の代表作品として有名で、楷書の古典としてよく用いられます。 そこで今回は、雁塔聖教序が造られたきっかけから文の内容、さらに書き方・特徴も解説していきます。 また、雁塔聖教序の拓本の画像... -
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虞世南(ぐせいなん)について:その代表作である孔子廟堂碑の書風や特徴を解説
楷書の典型は成立したのは初唐7世紀に確立されましたが、その担の二人です。 しかし、欧陽詢が数多くの作例を伝えるのに対して、虞世南はとても少なく、結局、孔子廟堂碑を除いて信用のおける作品はありません。 今回は虞世南の代表作である孔子廟堂碑に... -
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いろいろな楷書体についてわかりやすく解説【成立、定義、書風】
私たちがふだん本やスマホで見ている活字としての楷書は、読むための符号としての役割をよく果たしています。 一方、書道をする人による楷書は、同じ楷書でありながらも活字とは違った多様な表情を示し、見た人にいろいろな感興をあたえてくれます。 今回... -
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欧陽詢の九成宮醴泉銘【臨書の正しい書き方・特徴・コツ・書風/内容なども紹介】
九成宮醴泉銘は、中国の書道史において有名な作品で、1500年以上にわたって楷書の手本として使われてきました。 この美しい字形は、日本の学校で教えられる楷書の基礎にもなっており、私たちの日常にも深く関わっています。 その優雅でバランスの取れた文...