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書論
入木抄(じゅぼくしょう)について解説/内容を現代語訳で紹介
【入木抄(じゅぼくしょう)について解説】 入木抄に書道の入門書として上奏したものです。 上奏とは言っても、尊円法親王は55歳、後光厳天皇は弱冠15歳のときで、書道の上では師弟関係にありました。 内容は、書道上達のための心得を教える講義内容が書か... -
書論
夜鶴庭訓抄(やかくていきんしょう)について解説/内容を現代語訳で紹介
夜鶴庭訓抄が著した、書道についての最も古い口伝書です。 平安時代後期に作成されたのですが、これが日本において最も古い書論とされています。 最も古いことから後世に与えた影響も大きく、日本において誰の筆跡をどのくらい尊重するべきなのか、夜鶴庭... -
楷書
皇甫誕碑(こうほたんひ)について解説/特徴・書き方/臨書に仕える全文画像も掲載/欧陽詢の楷書作品
【皇甫誕碑について解説】 皇甫誕碑の原碑 皇甫誕碑#1 タップ/クリックで拡大 皇甫誕碑える内容の碑です。 碑文は于志寧が揮毫しました。 碑が建てられた年月の記載がないため、欧陽詢が何歳のときの作品なのかは分かりませんが、晩年のころとされてい... -
楷書
温彦博碑(おんげんはくひ)について解説/欧陽詢の楷書作品
【温彦博碑について】 温彦博碑の原石 唐を許された功臣の石碑が多く建てられています。 温彦博碑を許された功臣の石碑の1つです。 「虞恭公碑」とも呼ばれています。 碑の銘文は当時の大官、岑文本(595~645)が撰文し、欧陽詢が揮毫しました。 欧陽詢... -
楷書
化度寺碑について解説/欧陽詢の楷書作品
【化度寺碑について解説】 化度寺碑 敦煌本 化度寺碑の銘文が書かれていいます。 正しくは「化度寺碑故邕禅師舎利塔銘」といいます。 銘文は李百薬が書きました。 欧陽詢が75歳の時の作品です。 銘文に書かれている邕禅師とは 化度寺碑について紹介してお... -
楷書
欧陽詢の楷書作品4つすべてを紹介/九成宮醴泉銘・化度寺碑・温彦博碑・皇甫誕碑
欧陽詢時代に楷書の典型を確立した人物です。 そんな彼の遺した楷書作品は、以下の4つが伝わっています。 九成宮醴泉銘(貞観6年・632) 化度寺碑(貞観5年・631) 温彦博碑(貞観11年・637) 皇甫誕碑(貞観年間) どれも唐の貞観が75~81歳という晩年... -
中国の法帖
王羲之の楷書作品【小楷】を紹介/「楽毅論」「黄庭経」「東方朔画賛」
王羲之の楷書を習った書家です。 このことからいえば、王羲之をもとにしており、「鍾派」に属するのです。 王羲之が生きた東晋時代においても王羲之の筆跡は尊重され、王羲之の楷書作品は十数編ありましたが、そのほとんどが先人の文章を抄写したものでし... -
書論
王羲之の書論「自論書」を紹介/内容・現代語訳・原文
【自論書について/内容】 自論書です。 書論(しょろん)とは 書論とは、書について語られた文章のことです。 王羲之のものです。 自論書」としてあげ、彼自身の書はこれらに対抗できる、もしくはこれらに次ぐという自信を示してします。 文字はもともと伝... -
中国の書家
鍾繇(しょうよう)について解説/鍾繇は王羲之が学んだ書家
書体が時代が進むにつれてうつり変わっていったなかで、もっとも大きな変化が起きたのは漢から楷書・行書・草書への移行でした。 このような時代にもっとも書をよくし、またもっとも指導的地位にあったとされているのが今回紹介する鍾繇です。 蘭亭序の筆... -
日本の書家
和様の書/書道においての【和様】とは?中国風と日本風の境界線はどこ?
【和様の書とは】 「和様」について、『広辞苑』によると、 日本在来の風。日本風。日本流。 鎌倉時代の大仏様・禅宗様建築に対し、平安以来わが国に行われてい来た系統の建築様式。蓮華王院本堂・興福寺東金堂などに見られる。 書道で、御家流・定家流な...