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日本の書家
【江戸時代の書道家】巻菱湖(まきりょうこ)について解説/巻菱湖の千字文の画像
【巻菱湖(まきりょうこ)についての基本情報】 巻菱湖(まきりょうこ)は、江戸時代後期に活躍した書家です。生卒は1777年~1843年(安永6~天保14)。 名は大任といいました。 出身地は越後国(新潟県)の巻(新潟市巻町)です。もともと苗字は「小山」... -
日本の書家
市河米庵(いちかわべいあん)について解説【江戸時代の書道家・作品も紹介】
【市河米庵の基本情報】 市河米庵像 市河米庵は、江戸時代末期の儒学者・書家です。生卒は1779~1858(安永8~安政5)。 名は三亥は米庵のほかにも米庵楽斎・頴道人・金洞山人・小山林堂などがあります。 米庵は唐様の書(中国の書)を極めた人で、彼の... -
中国の法帖
董其昌の代表作品:行草書巻(行草書羅漢賛等書巻)を紹介
【行草書巻(行草書羅漢賛等書巻)について】 行草書巻は、明代の書家、董其昌の代表作品の1つです。 紙本、31.0×479.5㎝。東京博物館蔵。 書写年代は、1603年(万暦31年)、董其昌が49歳のころにあたります。 内容は「羅漢賛」2首、「初祖賛」、「送僧... -
中国の法帖
董其昌の行書作品:菩薩蔵経後序を紹介・釈門
【菩薩蔵経後序(ぼさつぞうきょうこうじょ)について】 菩薩蔵経後序は、明代の書家、董其昌の代表作品の1つです。 本福12幅、紙本、26.8×12.5㎝。台北故宮博物院蔵。 書写年代は、戊午(1618)5月8日の落記があります。董其昌が64歳の時の作品です。 ... -
楷書
美人董氏墓誌(びじんとうしぼし)について解説/臨書に使える全文の拓本画像・釈門も記載
【美人董氏墓誌(びじんとうしぼし)について解説】 美人董氏墓誌の全体 美人董氏墓誌です。 墓誌(ぼし)とは 墓誌とは、お墓におさめられている亡くなった方の情報が彫られた石碑のことです。 中国清時代の嘉慶・道光年間(1796~1851)に陝西省興平県で... -
中国の法帖
李白文書(りはくもんじょ)について解説【李柏尺牘稿】
【李柏文書(りはくもんじょ)について解説】 李柏文書(李柏尺牘稿)① ※クリック/タップで拡大 李柏文書(李柏尺牘稿)② ※クリック/タップで拡大 李柏文書」ともいいます。 1909年、日本の大谷光瑞(1876〜1948)が組織した大谷の地で発見しました。 作... -
楷書
張猛龍碑(ちょうもうりゅうひ)について、書風・特徴を解説/臨書に使える全文の画像、釈門
【張猛龍碑(ちょうもうりゅうひ)の基本情報】 張猛龍碑の原碑 張猛龍碑の拓本 北魏・正光2年(522) 山東省曲阜の孔子廟内“漢魏碑刻陳列室”(通称“孔廟碑林”)にあります。 石碑は198.2×87.3㎝。碑文は26行、行ごとに46字。額は3行12字で、額の背面や... -
中国の書家
張芝(ちょうし)という書家について解説/草書の名手/作品も紹介
張芝(ちょうし)は中国の後漢時代(2世紀ごろ)の書家です。 後漢が発生した時期です。文字が発達するとともに、文字が上手だということで有名になる人物が現れてきました。 中でも今回紹介する張芝」と呼ばれました。 さらにもう1つ、張芝などの文字を... -
中国の書家
【王羲之の息子】王献之(おうけんし)について解説/作品の特徴や評価を紹介
王献之(おうけんし)は、蘭亭序の息子で、彼も書道に優れていた人として有名です。 父の王羲之には7人の息子がいましたが、そのなかでも末っ子の王献之がもっとも優れていたようです。 そんな王献之とはどんな人だったのか、解説していきます。また王羲... -
中国の法帖
姨母帖と喪乱帖について解説/王羲之の真跡にもっとも近い法帖
王羲之」です。 「姨母帖」は20歳代の若いころの作品であり、「喪乱帖」は晩年の作品です。 姨母帖と喪乱帖について紹介していきます。 【姨母帖(いぼじょう)について】 王羲之「姨母帖」 姨母帖は、『万歳通天進帖』という巻の冒頭にあります。 姨母ん...