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中国の法帖
王羲之の十七帖について、内容や書風、特徴、いろいろな種類の拓本を解説
十七帖は草書を習得するため古来より草書の典型とされ、多くの人に尊重されてきました。 今回は、十七帖について、内容や書風、特徴、いろいろな十七帖の拓本を解説していきます。 【十七帖について】 十七帖(じゅうしちじょう)は、王羲之の手紙29通を集... -
草書
書道の作品制作で役立てたい草書の特徴、歴史、書き方覚え方のコツを紹介
草書は日常生活でほとんど使いませんし、楷書と形がかけ離れているため使いづらいですよね。 書道をやっている人は草書で書かれた作品を制作するときや鑑賞するときに何の字を書いているのか、その字のどの部分を書いているのかを理解しておくのは重要なこ... -
日本の書家
空海の書道においての活躍/日本の書道の源流に位置する人物/代表作品も紹介
空海の開祖として習いましたが、書道においても日本を代表する行書の名手としても有名です。 今回は、書道の面から空海について解説し、彼の代表作品も紹介します。 【空海は「三筆」に加えられるほど書がうまかった】 空海の肖像 空海の開祖として有名で... -
日本の法帖
風信帖現代語訳
【第1通】 現代語文 お手紙をいただきました。拝見いたしますと、ご近況が明らかとなり、雲や霧が去ったよに心が晴れ晴れといたしました。また、お手紙とともに「摩訶止観」の経典を下さいまして、ありがたくいただき、供養をいたします。ご厚情に身のお... -
習い事
筆の選び方や扱い方を解説:サイズ、洗い方、乾かし方、保管方法
筆はお店に行くとたくさんの種類やサイズがあってどれを選べばいいか難しいですよね。 また、筆の洗い方、乾かし方、保管方法によっては筆の持ちがずっとよくなります。 今回は筆の選び方、扱い方を紹介していきます。 【筆の種類】 書道で使われる筆は、... -
行書
王羲之:蘭亭序の内容を全文現代語訳で紹介
書道をされている方なら必ず知っているであろう王羲之の蘭亭序。 漢文で訳も分からず書いているけど、一応意味も知っておきたいと思いませんか? 今回は王羲之の蘭亭序の現代語訳を全文を紹介します。現代風に意訳した部分や、新字体を用い、現代かな使い... -
行書
王羲之の字を集めた集王聖教序:碑文の内容、字の集め方などを解説
今回は、集王聖教序の呼び方で、どういったものなのか、文の内容などを解説していきます。 【集王聖教序の概要】 「集王聖教序の真跡から文字を集めて(集字して)作られた碑の拓本です。 当時の都であった長安という僧侶が24年の歳月をかけて完成させ、67... -
楷書
褚遂良の雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ)について詳しく解説【碑が建てられた理由や内容、書風】
この記事では、雁塔聖教序について解説します。 雁塔聖教序の代表作品として有名で、楷書の古典としてよく用いられます。 そこで今回は、雁塔聖教序が造られたきっかけから文の内容、さらに書き方・特徴も解説していきます。 【雁塔聖教序について】 雁塔... -
中国の書家
王羲之(おうぎし)について解説/王羲之とはどんな人物だったの?なにがすごいの?
中国において書が完成の域に達したのは、王羲之時代であると言えます。 中国の書の歴史においてもっとも高い地位を占めている彼の書跡は、学習が盛んに行われて、やがてそれが中国の書の伝統な流れを形成し、永く伝統派の書道として伝えられてきました。 ... -
楷書
虞世南(ぐせいなん)について:その代表作である孔子廟堂碑の書風や特徴を解説
楷書の典型は成立したのは初唐7世紀に確立されましたが、その担の二人です。 しかし、欧陽詢が数多くの作例を伝えるのに対して、虞世南はとても少なく、結局、孔子廟堂碑を除いて信用のおける作品はありません。 今回は虞世南の代表作である孔子廟堂碑に...